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サムスン・SKハイニックス・マイクロン比較|決算とHBM【2026年9月】

同じ形のメモリチップの箱が三つ並び、手前のノートで見比べている様子のアイキャッチ 投資・資産運用
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※本記事は広告・PRを含みます。2026年9月30日時点で確認した情報をもとに作成しています。

メモリ株を1社だけ持ちたい。そう思って「サムスン」「SKハイニックス」「マイクロン」のニュースを見比べているうちに、どれも「過去最高益」で、違いが分からなくなっていませんか。

先に結論:3社の差は「利益の大きさ」ではなく、「HBMでの立ち位置」と「日本からの買いやすさ」に出ています。どれも配当の厚さで選ぶ銘柄ではないので、値動きの大きさを受け止められるかも一緒に考えておきたいところです。3社の決算・HBM・株価・配当・買い方を確認日つきで表にまとめたので、気になる行から見てみてください。

この記事の答え

3社とも直近の四半期は過去最高。選ぶ基準は「HBMにどれだけ近いか」と「どの口座で買えるか」です。

  • HBM売上シェア(2026年4〜6月期・Counterpoint調べ):SKハイニックス50%/サムスン33%/マイクロン18%
  • SKハイニックスは2026年7月に米ナスダックへADR(SKHY)を上場。米国株の口座からも買えるようになりました
  • マイクロンは2026年9月30日(米国時間)の決算で、売上542.3億ドルと会社予想を上回りました

▼ 申し込み先を先に見る(ページ内)

3社を1枚の表で比べる(2026年9月30日確認)

まず、全体を1枚の表にまとめます。株価は、3社とも2026年9月30日の終値です(米国は現地時間)。

項目 サムスン電子 SKハイニックス マイクロン
上場先(コード) 韓国(005930) 韓国(000660)/米国ADR(SKHY) 米国ナスダック(MU)
直近の四半期 2026年4〜6月期(7月30日発表) 2026年4〜6月期(7月29日発表) 2026年度第4四半期=6〜8月(9月30日発表)
売上高 171.5兆ウォン 79.32兆ウォン 542.3億ドル
営業利益(率) 89.5兆ウォン(約52%) 60.54兆ウォン(76%) 437.5億ドル(約81%)
株価(終値) 268,500ウォン(9/30) 1,776,000ウォン(9/30) 1,065.11ドル(9/30)
1株の円換算(目安) 約3.1万円 約20.6万円(ADRは約2.9万円) 約16.8万円
日本からの買い方 SBI証券の韓国株 SBI証券の韓国株/米国株口座でADR 米国株を扱う証券会社

決算は各社公式、株価はYahoo Finance。営業利益率の一部と円換算は筆者計算(為替は三菱UFJリサーチ&コンサルティングの公表仲値・2026年9月30日:1ドル=157.35円、100ウォン=11.58円)。

直近の決算:3社とも過去最高、でも株価の反応は別

サムスンは売上・営業利益とも四半期の過去最高で、営業利益89.5兆ウォンのうち89.2兆ウォンを半導体部門(DS)が稼ぎました(公式発表)。SKハイニックスは売上が前年同期比+257%、営業利益+557%、営業利益率76%です(公式発表)。

それでもSKハイニックスの株価は発表当日に大きく下げました。CNBCは「AIへの期待を満たせなかった」と報じています(2026年7月29日)。今のメモリ株は「良い決算か」より「期待をどれだけ超えたか」で動いています。

SKハイニックスの純利益93.92兆ウォンには、投資資産関連の利益63.27兆ウォン(一度きり)が含まれます。業界ではキオクシア株の売却・評価益が主とみられています(Seoul Economic Daily 2026年7月29日)。マイクロンも9月30日(米国時間)の決算で、売上542.3億ドルと、会社予想「500億ドル±10億ドル」(SEC 8-K 2026年6月24日)の上限を上回りました。次の四半期の売上の会社予想は615億ドル±15億ドルです(マイクロンの決算発表・SEC 8-K 2026年9月30日)。サムスンとSKハイニックスの7〜9月期の発表日は、9月30日時点で公式の日程を確認できませんでした。

HBMの立ち位置:SKハイニックスが首位、サムスンが急伸

HBMはAI向けの高速メモリで、3社の利益を大きく左右する製品です。Counterpoint Researchによると、2026年4〜6月期のHBM売上シェアはSKハイニックス50%、サムスン33%、マイクロン18%でした(2026年9月3日報道)。サムスンは1〜3月期の21%から12ポイント伸ばしました(Counterpoint調べ)。

2026年4〜6月のHBM売上シェアはSKハイニックス50%、サムスン電子33%、マイクロン18%
会社 最新世代HBM4 次世代HBM4E
SKハイニックス 4〜6月期に本格出荷開始、下半期に量産拡大 上半期にサンプル出荷
サムスン電子 4〜6月期に販売を拡大 業界で初めてサンプルを主要顧客へ出荷
マイクロン 主力顧客向けに大量出荷中 開発中。量産は2027年の見込み。NVIDIAと特注型の「NVHBM」に取り組む

各社の決算発表から要約(マイクロンのHBM4は6月24日の決算、NVHBMは9月30日の決算説明会の説明)。仕組みはHBMとは?|AI時代のメモリ革命を初心者向けに解説、世代争いはHBM4量産の現在地|3社の出荷・16段・日本の関連銘柄【2026年9月】へ。

マイクロンは9月30日の決算説明会で、2027年分のHBM供給量の大部分を、前年より大幅に高い価格で契約済みだと説明しました(決算説明会の原稿)。HBMの売上の金額は開示していません。

株価と配当:3社とも「配当で選ぶ」水準ではない

配当は3社とも出していますが、株価が大きく上がったため利回りは1%未満です。配当の厚さで選ぶより、値上がりと値下がりの両方を受け止められるかで選ぶ銘柄です。

会社 配当(1株) 利回りの目安
サムスン電子 四半期374ウォン(4〜6月期分) 約0.6%(374ウォン×4で計算)
SKハイニックス 方針は年1,500ウォン/2025年度実績は追加配当込み3,000ウォン(株主還元方針) 方針ベース約0.08%/実績ベース約0.17%
マイクロン 四半期0.15ドル 約0.06%(0.15ドル×4で計算)

配当はサムスン(2026年7月30日決定)、SKハイニックス(Yahoo Finance の配当履歴)、マイクロン(9月30日の決算発表)。利回りは上の終値で筆者が計算。財務の深掘りはメモリ3強の配当・株主還元と財務健全性|SK Hynix・Samsung・Micronの配当利回りとROEへ。

日本から買えるか:SKハイニックスは米国株口座でも買える

韓国株の本体(サムスン・SKハイニックス)は、SBI証券の韓国株で買えます。

変わったのはSKハイニックスです。2026年7月、米ナスダックにADR(米国預託証券)「SKHY」を上場しました。目論見書によると1ADR=普通株の10分の1です。米国株の口座があれば、SKハイニックスを約2.9万円(9月30日の終値で計算)から買えるようになりました。国内でも、たとえば岩井コスモ証券が7月13日からの取扱いを案内しています。

ただし筆者の計算では、SKHYは韓国の株価の10分の1をドルに換えた値(約131ドル)より4割ほど高く取引されていました(9月30日の終値で計算)。ADRと韓国の本体は、同じ会社でも値段が一致するとは限りません。

買いたいもの 口座 ひとこと
サムスン電子 SBI証券の韓国株 米国ADRなし
SKハイニックス(SKHY) 米国株を扱う証券会社 1ADR約2.9万円
マイクロン(MU) 米国株を扱う証券会社 1株約16.8万円

マイクロンとSKHYを1つの口座でまとめたいなら、米国株の取扱いが広いマネックス証券が合います。同社の米国株ページにはSKHYも載っています。NISAの対象かは注文画面で確認してください。

申し込みの入り口

マネックス証券(マイクロン・SKHYを米国株口座で)

口座開設を申し込む(無料・マネックス証券公式)マネックス証券

※広告・PR 手数料・取扱銘柄・キャンペーン条件は変更されることがあります。申し込み前に公式サイトで最新をご確認ください。

韓国株の注文手順はSKハイニックス株の買い方【2026年9月】NISA・ADRは1枚約3万円で説明しています。

タイプ別:自分に近いのはどれか

何を大事にしたいかで、候補は絞れます。

3つの質問でSKハイニックス・マイクロン・サムスン電子・ETFから選ぶ図
大事にしたいこと 候補 気をつける点
HBMの成長に一番近い1社 SKハイニックス 好決算でも期待に届かないと急落する
米国株の口座だけで完結 マイクロン/SKHY 次の四半期の会社予想(売上615億ドル±15億ドル)に届くか
事業が分散した大企業 サムスン電子 スマホ・家電など半導体以外も抱える
1社に絞りたくない 半導体ETF・メモリETF 中身と経費率は商品ごとに違う

米国株をNISAで少額から始めたい人には、DMM株も選択肢です。マイクロンのように1株17万円前後する銘柄でも、1株単位で注文できます。

申し込みの入り口

DMM株(米国株・NISA成長投資枠対応)

口座開設を申し込む(無料・DMM株公式)【DMM 株】口座開設

※広告・PR NISA口座での米国株の国内取引手数料0円は条件つきです。手数料・取扱銘柄は申し込み前に公式サイトで最新をご確認ください。

個別の分析は、SKハイニックス株の見方【2026年9月】決算・HBMシェア・目標株価とリスクとマイクロン(Micron・MU)株分析|売上542億ドルの決算とHBM4、モルガン・スタンレーの評価の推移で整理しています。

1社に絞れないならETFという手も

3社をまとめて持つならETFです。たとえばSMH(VanEck)は、2026年9月29日時点でマイクロン4.92%、SKハイニックス4.47%を組み入れています(VanEck公式)。半導体ETFの中ではメモリは一部で、主役はNVIDIAなどです。

メモリに絞ったETFもあります。選び方はメモリ半導体ETF比較|SMH・DRAM・639Aの選び方【2026年9月】、銘柄コードの一覧はメモリ半導体ETFの銘柄コード一覧【2026年9月】日本から買える主な8銘柄の比較とNISAの対象も確認へ。

買う前に知っておきたいリスク

3社に共通するいちばんのリスクは、メモリ価格の波(シリコンサイクル)です。いまは品不足で価格が高い局面で、調査会社TrendForceは9月30日、10〜12月期も汎用DRAMの契約価格が前期比10〜15%上がると予想しました。マイクロンも9月30日の決算説明会で、2027・2028年は2026年よりはるかに品薄になる見込みだと説明しました。ただ、増産が進めば、流れは逆に回ります。「増産しても供給制約は続く」というのは、サムスン自身の見通しです。

韓国2社は地政学とウォン、米国上場の銘柄はドル円の影響も受けます。一度に全額を入れず、何回かに分けて買うのが現実的です。急落の背景は半導体・メモリ株はなぜ暴落した?SK Hynix・Micron・キオクシア急落の3つの理由と投資家が今できること【2026年7月】、リスクの整理はメモリ株の暴落リスク5選|AIバブル崩壊に備えるヘッジ法3選【2026年最新】で解説しています。

今日できる小さな一歩として、3社の中でいちばん気になる1社を選び、その会社の直近の決算発表のうちHBMについて書かれた部分だけを読んでみるのも一つの手です。

この記事は情報の整理が目的で、特定の銘柄を勧めるものではありません。投資の判断はご自身でお願いします。

出典(2026年9月30日確認)

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個人投資家として、自分の資金で売買しています。いまの中心は米国株とS&P500です。2017年に投資信託から始め、2020年に数百万円まで積み上げた資産を、米国株とS&P500を軸にした運用で、2026年までの6年で7倍以上にしました。別に本業を持っているので、決算資料を読むのは平日の夜と週末です。専門家ではありません。決算資料と公式IRを一次情報として自分で読み、自分が判断するために整理したものを、そのまま記事にしています。だから、わからないことは「わからない」と書きます。※これは個人の結果であり、同じ成果を保証するものではありません。投資の最終判断はご自身でお願いします。

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