BNFの本名・大学・推定資産と、25日移動平均−20%〜−35%を狙う乖離率トレードの中身を数字で解説します。cisとの違い、伝説の投資家5人に共通する1つの原則、そして初心者が真似していい部分だけを整理しました。
※本記事は広告・PRを含みます。2026年9月時点の情報をもとに作成しています。
この記事の答え
BNF(小手川隆)は2009年ごろを最後に公の場から姿を消したままで、2026年9月時点でも本人の発信はなく、株式より不動産を中心とした資産運用に軸足を移したとみられます(資産額は本人非公開)。
- 2008年10月に約90億円で現金購入した「チョムチョム秋葉原」は、2018年4月に東京海上プライベートリート投資法人が個人から取得したと報じられました(日経不動産マーケット情報 2018年4月25日)。
- 2011年に取得した「AKIBAカルチャーズZONE」は、2022年2月10日のいちご株式会社のプレスリリース時点で同社の保有物件になっています。
- 上場企業の大株主として公開記録で確認できる直近は、不動産会社ランド(東証スタンダード・8918)の2021年2月28日現在の大株主欄に載る「小手川隆」名義(1,000万株・0.69%・第9位)。以降の基準日には名前が見当たりません。
筆者の一言
筆者自身は、BNF氏のような短期の逆張りトレードはしていません。2017年に投資信託から投資を始め、2020年からは数百万円で、米国株とS&P500のETFを中心とした長期運用に本格的に取り組みました。資産がいちばん増えたのはこの2020年からで、6年で運用資産は7倍以上になりました(あくまで一例で、成果を保証するものではありません。投資は自己責任です)。今も使っているのはマネックス証券で、スマホアプリで米国株を手軽に売買でき、NISAも問題なく使えています。
マネックス証券(日本株・米国株の口座開設)
BNF氏はアルバイト代などで貯めた160万円から始めています。手法そのものは上級者向けですが、「まず口座を作るところから」という出発点は同じです。
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※本記事は広告・PRを含みます。2026年9月時点の情報をもとに作成しています。投資にはリスクが伴います。投資判断はご自身の責任でお願いします。
この記事でわかること
- BNFの本名・大学・現在の活動と推定資産(2026年最新)
- BNFの乖離率トレード手法を具体的な数値(25日移動平均-20%〜-35%)で解説
- cisとの徹底比較(逆張りvs順張り)と、5人の伝説的投資家から学べる教訓
- BNFの手法が上級者向けである理由と、これから投資を始める人の現実的な最初の一歩
先に結論:日本の伝説的投資家たちには「自分なりの投資哲学を一貫して実行した」という共通点がありました。逆張りのBNFと順張りのcisのように手法は正反対でも、決めたルールを守り抜いた点は同じです。真似するなら、手法そのものより、この姿勢から取り入れるのがよさそうです。
ウォーレン・バフェットやジョージ・ソロスだけが、偉大な投資家ではありません。日本にも、独自の手法で巨額の資産を築いた伝説的な投資家たちがいます。ジェイコム株の誤発注で一躍有名になったBNF(小手川隆)、230億円を稼いだデイトレーダーcis、「日本一の個人株主」竹田和平、「最後の相場師」是川銀蔵、そして「物言う株主」の先駆者・村上世彰。この記事では、BNFの乖離率の手法を具体的な数字で掘り下げながら、5人の投資哲学と教訓を紹介します。
先に一言:BNFの手法は上級者向けです
BNF氏の逆張りは、下落局面で買い向かう資金力と、感情を挟まず損切りする経験の両方が求められるスタイルです。「読んだあと自分でも始めたい」という方は、まず分散の効いた方法から見ておくと、この先の話も入りやすくなります。記事の続きは、そのあとで読んでも遅くありません。
BNF(小手川隆)|ジェイコム誤発注で20億円、現在は不動産投資家として活動
BNFの本名・大学・素性|なぜ匿名を貫くのか
BNF(ビー・エヌ・エフ)の本名は小手川隆(こてがわ たかし)。Wikipedia等の公開情報によれば、千葉県在住の個人投資家で、生年は1976〜1978年頃とされています。大学在学中の2000年に株式投資を開始しました。
BNFがメディアへの露出を避けるのは、ジェイコム事件のあとに大きな注目を浴びた経験が大きいとされます。2005年12月以降、テレビの取材には数回応じたものの、2009年頃を境に公の場から姿を消しました。相場に集中するためだった、と伝えられています。
BNFの投資スタイル変遷|約164万円から数百億円への道のり
BNFの投資は、大学在学中に貯めた約164万円の元手から始まったとされています。最初は数十万円規模の取引でしたが、独自の「乖離率を使った逆張り」の手法を磨き、数年で数十億円規模の資産を築いたとされます。
その名を一躍有名にしたのが、2005年12月8日のジェイコム株誤発注事件です。みずほ証券の担当者が「61万円で1株売り」とすべきところを「1円で61万株売り」と誤って発注し、市場は大混乱になりました。BNFはこの急落の場面でジェイコム株を大量に買い、短い時間で約20億円の利益を得たとされています。
テレビ番組では、6台のモニターで複数の銘柄を同時に見る姿が映し出されました。相場を細かく観察し、すばやく判断する力が、成功を支えていたと考えられます。
BNFの乖離率トレード手法を徹底解剖|25日移動平均から-20%〜-35%が買いシグナル
BNFの手法の中心は、「25日移動平均線からの乖離率」(株価が移動平均線からどれだけ離れているかを示す割合)を見て、大きく下げた銘柄を買う逆張りです。下げすぎた株は平均に戻りやすい、という「平均回帰」の考え方にもとづいています。
▼ BNF流・25日移動平均乖離率の買いシグナル目安
| セクター | 買い目安(マイナス乖離率) | 特徴 |
|---|---|---|
| 薬品株 | -5% 〜 -10% | 値動きが穏やかなので浅い乖離でも買い場 |
| 電機株 | -10% 〜 -15% | 中程度のボラティリティ |
| 食品株 | -7% 〜 -10% | ディフェンシブ寄り |
| 化学株 | -7% 〜 -10% | 景気敏感だが安定 |
| 証券株 | -5% 〜 -10% | 市況連動で動きが速い |
| ハイテク株 | -10% 〜 -15% | 値動き大きく深い乖離で買い場 |
| 大型株全般(暴落時) | -20% 〜 -35% | リーマン級ショックでBNFが安心して買える水準 |
出典:BNF氏インタビュー記事・テクニカル分析関連書籍より整理。相場環境により変動するため目安値。
BNF本人の発言として、2001年や2002年の相場では、25日移動平均線からのマイナス乖離が最低20%、安心して買えるのは35%以上の乖離率という感じだった、と公開情報では伝えられています。大事なのは、相場の状況によって目安の数字を柔軟に変えるという点です。決まった数字にこだわらない柔軟さが、BNFの強みでした。
売るのは「乖離率が0%に戻っていく途中」で、ここで利益を確定します。これが、彼の利益を支えた基本のルールです。
BNFの損切りルール|機械的な損切りの徹底
BNFは、損切りを機械的に行うと語ったと伝えられています。買ったあとにさらに乖離が広がり、思っていたのと違う動きをしたら、感情を挟まずにすぐ手放す。逆張りで買って、そこからさらに下げたら逃げる、というシンプルなルールを守り続けました。
これは、あとで紹介するcisの「損切りの徹底」とも共通する考え方です。
2008年リーマンショック時のBNF|暴落をどう活かしたか
2008年9月のリーマン・ショックは、BNFの手法にとって「買い場」になりえる局面でした。日経平均が連日のように大きく下がり、多くの個別銘柄で25日移動平均線からのマイナス乖離が-30%〜-40%に達したとされるためです。
BNFはこの暴落の中で大型株を中心に買ったとされ、その後の反発で大きな利益を得たと推測されています。同じ時期にcisが「日経平均先物の空売り」(値下がりすると利益が出る取引)で利益を出したのとは対照的に、BNFは「下げたあとの反発をねらう逆張り」で成果を上げたと見られます。
BNFの現在|秋葉原ビル売却と引退説の真相
2008年10月、BNFは秋葉原駅前の「チョムチョム秋葉原」を約90億円で現金一括購入し、世間を驚かせました。さらに2011年には「AKIBAカルチャーズZONE」を推定170億円で取得したと報じられています。このころから、株式から不動産へと軸足を移していったと見られます。
この2棟は、いずれもすでにBNF氏の手を離れたことが公開情報から確認できます。チョムチョム秋葉原については、2018年4月25日付の日経不動産マーケット情報が「チョムチョム秋葉原を個人から取得、東京海上系私募REIT」として、東京海上プライベートリート投資法人による取得を報じました。AKIBAカルチャーズZONEについても、2022年2月10日のいちご株式会社のプレスリリースに「当社が保有する『AKIBAカルチャーズZONE(ACZ)』」と明記されており、現在の所有者は同社です。
不動産の取得先も秋葉原だけではありません。北海道の経済ニュースサイト「リアルエコノミー」は2020年6月17日、BNF氏が札幌・ススキノの飲食店ビルのオーナーになっていると報じています。
株式のほうはどうか。有価証券報告書の「大株主の状況」で名前を追える直近の記録は、不動産会社ランド(東証スタンダード・8918)の2021年2月28日現在の大株主欄です。「小手川隆」名義が1,000万株(保有比率0.69%・第9位)と記載されていました。保有比率が5%未満のため大量保有報告書の提出義務はなく、以降の基準日の大株主欄にはこの名前が見当たりません。なお、この記載がBNF氏本人かどうかについて、本人からの公表はありません。
つまり2026年9月時点でも、BNF氏は表舞台に姿を現さず、不動産投資家・資産運用家として静かに活動していると見られています。資産額は報道によって大きく異なり、本人が公開していない以上、正確な数字は誰にもわかりません。
BNF資産推移年表(2000〜2026)
| 年 | 主な出来事 | 資産(本人非公表) |
|---|---|---|
| 2000 | 大学在学中に約164万円で株式投資開始(とされる) | 約164万円(元手・とされる) |
| 2001-2004 | 乖離率逆張り手法を確立、資産を急増 | — |
| 2005/12 | ジェイコム株誤発注事件で約20億円獲得 | — |
| 2006-2007 | テレビ・雑誌取材数回、その後メディア露出を控える | — |
| 2008/10 | 秋葉原「チョムチョム秋葉原」を約90億円で現金購入 | — |
| 2008-2009 | リーマンショック後の反発で大型株から利益、徐々にメディアから姿を消す | — |
| 2011 | 「AKIBAカルチャーズZONE」を推定170億円で取得 | — |
| 2018/4 | チョムチョム秋葉原を東京海上プライベートリート投資法人が個人から取得と報じられる | — |
| 2021/2 | ランド(8918)の大株主欄に「小手川隆」名義(1,000万株・0.69%) | 非公開 |
| 2022/2 | AKIBAカルチャーズZONEはいちご株式会社の保有物件と同社が公表 | 非公開 |
| 2026/9 | 引退説あり。ランド(8918)の大株主欄では2021年2月28日を最後に名前が見当たらず、不動産・資産運用で静かに活動中と見られる | 非公開 |
※資産額は本人が公表しておらず、出典で確かめられる数字がないため『—』にしています。BNF本人が公式発表した数字ではなく、実際の資産規模は本人のみが知るところです。2018年以降の出来事は、日経不動産マーケット情報(2018年4月25日)・いちご株式会社プレスリリース(2022年2月10日)・ランドの有価証券報告書「大株主の状況」に基づきます。
マネックス証券(日本株は1株から・米国株にも対応)
BNF氏が始めた「160万円」と同じ場所から。マネックス証券は買付時の円→ドル為替手数料が0銭(2026年6月時点)。単元未満株「ワン株」で日本株も1株から買えます。
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cis(しす)|104万円から230億円を稼いだデイトレーダー
cis(本名非公開)は1979年生まれの個人投資家で、2000年に300万円の元手で株式投資を始めました。一度は資産を104万円まで減らしたあと、「長期保有」から「短期トレード」に切り替えて勝ち続け、2018年の著書の執筆時点で約230億円の資産を築いたとされています。
cisの投資スタイルは、BNFとは対照的な「順張り」です。上がっている株を買い、下がっている株を売る。流れに逆らわず、勢いのある方向に乗る手法です。彼はこれを、「上がっているものは上がる確率が高い」というシンプルな経験則で説明しています。
cisの投資哲学で注目すべきは「損切りの徹底」です。含み損を抱えた持ち株はためらわずに手放し、利益が出ている持ち株を伸ばすことを、決まりごとにしています。勝率は4割でよく、負けを小さく、勝ちを大きくすれば全体で勝てる、という考え方です。
また、cisは2008年のリーマンショック時に日経平均先物の空売りで大きな利益を得たことでも知られています。暴落のときにもチャンスを見つける柔軟さが、長く利益を出し続けている理由のひとつと考えられます。2018年12月に出版した著書『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』はベストセラーとなりました。その後も資産は伸びており、2024年5月30日にAERA DIGITALが掲載したテスタ氏との対談記事では「資産270億円」と紹介されています。
BNF vs cis|逆張りと順張り、2人の天才トレーダーを徹底比較
| 項目 | BNF | cis |
|---|---|---|
| 本名 | 小手川隆 | 非公開 |
| 出身大学 | 非公開(公開情報では大学在学中に投資開始とされる) | 法政大学 |
| 投資開始 | 2000年・約164万円 | 2000年・300万円 |
| 手法 | 逆張り(25日移動平均乖離率) | 順張り(トレンドフォロー) |
| 得意な銘柄 | 大型株・暴落時に活躍 | 日経平均先物・新興株 |
| 代表的な勝負 | 2005年ジェイコム株(+20億円) | 2008年リーマンショック空売り |
| 損切り | 「機械のように」即座に処分 | 勝率4割でOK、損小利大の徹底 |
| 報じられた資産 | 数百億円規模(推定) | 約230億円(2018年・著書)/約270億円(2024年5月・AERA) |
| メディア露出 | 2009年以降ほぼゼロ | 著書・SNS・対談で発信 |
| 現在の活動 | 不動産投資家・資産運用 | 継続トレード |
| 共通点 | 徹底した損切り・自分のスタイルを一貫・短期で巨額の資産を形成 | |
※BNFの資産は本人非公開のため、報道・公開情報ベースの推定値です。cisの資産は著書および報道(AERA DIGITAL 2024年5月30日)に基づく数字です。
2人の対比から見えてくるのは「正反対の手法でも、自分が信じ抜けるルールを一貫して守り抜いた」という共通点です。逆張りでも順張りでも、決めたルールを守り切れるかどうかが問われます。ただし、これは巨額の資産を築いたごく一部の例で、同じ手法で誰もが勝てるわけではありません。
竹田和平|日本一の個人株主
竹田和平(1933〜2016年)は、「タマゴボーロ」で知られる竹田製菓の創業者であり、「日本一の個人株主」と呼ばれた投資家です。100社以上の企業の大株主に名を連ね、配当収入だけで年間数億円を得ていたとされています。
竹田の投資スタイルは、バフェットに近い長期バリュー投資です。割安で配当利回りの高い銘柄を見つけて買い、長く持ち続ける。「花のタネをまいて水をあげ、花が咲くのを待つのが投資だ」という趣旨の言葉が伝えられていて、そこに彼の投資哲学が詰まっています。
竹田が重視していたのは、PER(株価収益率)とPBR(株価純資産倍率)が低く、配当利回りが高い銘柄です。いわゆる「バリュー株投資」の王道ですが、竹田はそこに「感謝の心」という独自の要素を加えていました。
竹田は「ありがとう」を毎日何千回も唱えるという習慣で知られ、投資先の企業にも感謝の手紙を送っていたといいます。投資とは関係なさそうに見えますが、感謝の心がある人にはよい情報が集まり、よい投資ができる、という趣旨の考えを持っていたと伝えられています。実業家としても投資家としても成功した竹田の生き方は、投資での心の持ち方の大切さを教えてくれます。
是川銀蔵|「最後の相場師」
是川銀蔵(1897〜1992年)は、昭和の日本で最も有名な相場師のひとりです。幾度もの破産と復活を繰り返しながら、最終的には「最後の相場師」の異名を取るまでになりました。
是川の投資手法は、徹底的な独自調査に基づいています。図書館に通って業界の動きを調べ、現地で企業の実態を確かめてから、投資を決めていました。「人の行かないところに行き、人の読まない本を読むことが投資の秘訣だ」という趣旨の言葉が伝えられていて、この姿勢をよく表しています。
是川が最も有名になったのは、1981年の住友金属鉱山株での大勝負です。金価格の上昇を見越して同社株を大量に購入し、約200億円の利益を得たとされています。この取引で得た利益に対する課税額が、当時の個人所得税の日本記録を更新したことでも話題になりました。
ただ、是川の人生は成功だけではありません。晩年には投資の失敗で多額の借金を抱え、苦しい状況の中で亡くなりました。投資の栄光と挫折の両方を経験した人物で、「相場に全財産を賭けてはいけない」という教訓を、身をもって示したとも言えます。
村上世彰|物言う株主の先駆者
村上世彰(1959年〜)は、日本における「物言う株主(アクティビスト)」の先駆者です。通商産業省(現経済産業省)の官僚を経て、1999年にM&Aコンサルティング(通称・村上ファンド)を設立しました。
村上の投資哲学の核心は「コーポレートガバナンスの改善」です。彼は、日本企業の多くが株主の利益を軽視し、内部留保を溜め込んだまま有効活用していないと指摘しました。そして、大株主として経営陣に対して増配や自社株買い、事業の選択と集中を要求する手法を取りました。
村上の手法は当時の日本ではとても珍しく、「ハゲタカ」と批判されることも少なくありませんでした。2006年にはニッポン放送株をめぐるインサイダー取引の容疑で逮捕され、のちに有罪判決を受けて、大きな議論を呼びました。
しかし、村上が提起した問題意識、すなわち日本企業はもっと株主を大切にすべきだという趣旨の主張は、その後の日本のコーポレートガバナンス改革の流れの中で次第に受け入れられていきます。2015年のコーポレートガバナンス・コード導入により、株主還元や社外取締役の設置が推進され、村上が先駆的に訴えた理念は制度として結実しました。
村上は著書などで、投資とはお金を循環させることであり、お金は使われなければ意味がない、という趣旨を繰り返し述べています。貯め込むのではなく、有望な事業や人材にお金を投じることが、経済全体を豊かにする。この考え方は、個人の資産づくりを超えた、投資の社会的な意味を示しています。
BNF・cisから学ぶ|伝説の投資家が書いた・書かれた必読書3冊
BNF氏自身は書籍を出していませんが、同世代のcis氏をはじめ、是川銀蔵・村上世彰は自伝や投資哲学書を残しています。この記事の続きに、読み物として彼らの肉声に触れてみるのも一案です。
| 書籍 | 著者 | こんな人に | 購入 |
|---|---|---|---|
| 『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』 | cis | 順張り手法・損切りの徹底を学びたい | 楽天ブックス |
| 『相場師一代』 | 是川銀蔵 | 独自調査と相場観を磨きたい | 楽天ブックス |
| 『生涯投資家』 | 村上世彰 | アクティビスト投資・企業価値分析を知りたい | 楽天ブックス |
※リンクは楽天ブックス検索結果。書籍版・Kindle版・中古を選べます。BNF本人による書籍は出版されていません。
BNFの手法を学ぶなら|逆張り・損切り・移動平均線が学べる3冊
BNF氏本人の著書は出版されていません。ここではBNF氏が実践していた手法そのもの——移動平均線からの乖離を使った逆張り、機械的な損切り——を学べる本を選びました。いずれもBNF氏の著書ではなく、また本人が推薦しているものでもありません。
| 書籍 | 著者 | こんな人に | 購入 |
|---|---|---|---|
| 『ゾーン 相場心理学入門』 | マーク・ダグラス | BNF氏のような機械的な損切りを身につけたい | 楽天ブックス |
| 『株・3点必中 リバウンド投資108手』 | 北浜流一郎 | 下げすぎた株の反発を狙う=乖離率トレードの考え方を知りたい | 楽天ブックス |
| 『株は技術だ!倍々で勝ち続ける究極のチャート授業』 | 相場師朗 | 移動平均線の読み方をチャートで練習したい | 楽天ブックス |
※リンク先は楽天ブックスの検索結果です。書籍版・電子書籍版・中古を選べます。※広告・PRを含みます。
まとめ|伝説の投資家から学ぶ「自分なりの哲学」と「徹底力」

5人の伝説的投資家は、それぞれまったく異なるスタイルで成功を収めました。BNFの乖離率トレード、cisの順張りとリスク管理、竹田和平の長期バリュー投資、是川銀蔵の独自調査、村上世彰のアクティビズム。手法は多様でも、共通しているのは「自分なりの投資哲学を持ち、それを一貫して実行した」という点です。
BNFは2026年9月時点でもメディアから姿を消したままで、秋葉原の2棟はすでに手を離れ、ランド(8918)の大株主欄では2021年2月28日を最後に名前が見当たりません。一方cisは、2018年の著書で約230億円、2024年5月のAERA DIGITALの対談記事では270億円と報じられ、今もトレードを続けています。どちらも「徹底した損切り」「自分のスタイルを揺るがせない」という共通項を持っていました。
同時に、是川銀蔵の晩年が示すように、投資にはいつもリスクがともないます。成功談だけでなく失敗談からも学び、自分に合った投資スタイルを見つけることが大切です。日本にもこれほど多彩な投資家がいたことは、投資の世界の奥深さを教えてくれます。
なお、この記事を読んで「実際に個別株を買うとしたらどうするのか」が気になった方は、日本の証券会社からの具体的な買い方を整理したSKハイニックス株の買い方【2026年9月】NISA・ADRは1枚約3万円もあわせてご覧ください。
今の自分の売買が、BNFのような逆張りとcisのような順張りのどちらに近いかを、持っている銘柄で確かめてみると、自分の軸を考える手がかりになります。
伝説の投資家に憧れたら、次の一歩は?
BNF氏の逆張り手法は、下落局面で大きく買い向かう資金力と、感情を挟まず機械的に損切りする経験の両方が求められる、上級者向けのスタイルです。相場に長時間張り付く必要もあり、これから投資を始める人がいきなり真似をするのは、正直なところ現実的ではありません。まずは値動きの一点張りではなく、分散の効いたインデックス投資から、無理のない範囲で始めるのが現実的な最初の一歩だと考えています。
筆者の一言
この記事は5人の投資哲学を整理したもので、実際に銘柄を買う手順は「メモリ株の買い方」「メモリ半導体ETF比較」の記事にまとめています。口座の使い勝手は人によって違うので、公式サイトの取扱銘柄と手数料を確認したうえで選んでください。
マネックス証券(米国株・日本株)
米国株の買付時(円→ドル)の為替手数料0銭(2026年6月時点)。※広告・PR/手数料・条件は申し込み前に公式サイトで最新をご確認ください。投資判断はご自身の責任でお願いします。
更新履歴:2026-09-07 近況を公開情報で再確認・申し込み導線を刷新
【免責事項】
本記事は、一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入や投資判断を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断は、必ずご自身の責任において行ってください。本記事の内容は執筆時点のものであり、税制や商品仕様は変更される場合があります。元本の保証はなく、投資により損失が発生する可能性があります。BNFの本名・資産・行動に関する情報は公開報道・Wikipedia等の公開情報を整理したものであり、本人公式発表ではありません。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。掲載している情報は2026年9月時点の公開情報・各社IR資料・Wikipedia等の公開情報をもとに作成していますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。投資にはリスクが伴います。投資判断および売買の最終決定はご自身の責任で行ってください。

