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SK Hynixとは
SK Hynix(SKハイニックス)は、韓国ソウルに本社を置く世界第2位のメモリ半導体メーカーです。SKグループの中核企業として、DRAM、NAND型フラッシュメモリ、そしてAI向けのHBM(高帯域幅メモリ)を製造しています。
特にHBM分野では世界シェア50%超を誇り、NVIDIAのAI用GPU「Blackwell」シリーズに搭載されるHBMの最大供給元です。2025年の売上高はメモリ業界の中でもトップクラスの成長率を記録し、営業利益率も大幅に改善しました。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 正式名称 | SK hynix Inc. |
| 設立 | 1983年(旧Hyundai Electronics) |
| 本社 | 韓国・京畿道利川市 |
| 主力製品 | DRAM、NAND、HBM |
| HBM世界シェア | 約50%超(2025年、世界1位) |
| 証券コード | 000660.KS(韓国証券取引所) |
| 従業員数 | 約35,000名 |
なぜSK HynixがメモリのNVIDIAと呼ばれるのか
SK Hynixが「メモリのNVIDIA」と呼ばれる理由は、AI半導体のサプライチェーンにおけるポジションの類似性にあります。
NVIDIAがAI用GPUの設計で圧倒的なシェアを持つように、SK HynixはそのGPUに搭載されるHBMで圧倒的なシェアを持っています。つまり、AI半導体の「頭脳」がNVIDIA、「記憶」がSK Hynixという関係です。
SK Hynixの強み:
- HBM3EでNVIDIA・AMD向け独占的な供給契約を獲得
- 次世代HBM4の量産でも業界をリード
- TSMCとの協業による先進パッケージング技術
- 2025年度の営業利益率が30%超に改善

NVIDIAの最新GPU「Blackwell B200」には192GBのHBMが搭載されていますが、そのHBMの大部分をSK Hynixが供給しています。GPU1基あたりのHBMコストは数十万円に達し、SK Hynixにとって非常に利益率の高いビジネスとなっています。
競合との技術的な差
HBMの製造には、DRAMダイを何層にも積み重ねる「3Dスタッキング」技術が必要です。SK Hynixは12段積層のHBM3Eを世界で最初に量産し、さらに16段積層のHBM4の開発でも先行しています。SamsungやMicronも追随していますが、歩留まり(良品率)の面でSK Hynixが優位とされています。
株価推移と業績データ
SK Hynixの株価は、AI需要の急拡大とともに大きく上昇しています。
| 年 | 株価(年末・ウォン) | 売上高 | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2023年 | 約130,000 | 約32.8兆ウォン | 約-8% |
| 2024年 | 約177,000 | 約66.2兆ウォン | 約30% |
| 2025年 | 約210,000 | 約80兆ウォン(推定) | 約33%(推定) |
2023年の赤字からV字回復を果たし、2024年には売上が前年比で2倍以上に成長しました。この急回復はHBM需要の爆発が主因です。
ただし、2026年に入ってからは株価が一時調整する場面もあり、NVIDIAのBlackwell出荷遅延報道やメモリ価格の見通しに対する不安が影響しています。長期投資の視点では、HBM市場の構造的成長が続く限り、成長余地は大きいと見る向きが多数派です。
SK Hynix株の買い方(SBI証券で韓国株口座開設が必要)
SK Hynixは韓国証券取引所に上場している企業のため、日本の証券会社から購入するにはSBI証券で韓国株口座を開設する必要があります。
重要:日本の主要ネット証券でSK Hynixなどの韓国株を取り扱っているのはSBI証券のみです。DMM株や楽天証券では韓国株は購入できません。
購入手順
- SBI証券の口座を開設する — 通常の証券口座をまず開設します(最短翌営業日)
- 韓国株取引口座を追加開設する — SBI証券にログイン後、外国株式の韓国株口座開設を申請します
- 入金して注文する — 日本円で入金し、SK Hynix(000660)を検索して注文を出します
SBI証券でSK Hynix株を購入する
HBMシェア世界1位のSK Hynixに投資するなら、韓国株を取り扱うSBI証券で口座を開設しましょう。
SBI証券 韓国株口座について:SBI証券はアフィリエイト提携申請中です。口座開設はSBI証券公式サイトから直接どうぞ。韓国株(SK Hynix 000660 / Samsung 005930)を日本で唯一取り扱う主要ネット証券です。
リスクと注意点
SK Hynixは高い成長性を持つ一方で、投資にあたっては以下のリスクを理解しておくことが重要です。
1. メモリ価格のサイクル変動
メモリ業界には「シリコンサイクル」と呼ばれる好不況の波があります。DRAM価格が急落すると、業績が一気に悪化する可能性があります。HBMは従来のDRAMよりも価格が安定しやすいとされていますが、リスクはゼロではありません。
2. 韓国ウォンの為替リスク
韓国株は韓国ウォン建てで取引されるため、円高ウォン安になると為替差損が発生します。SBI証券では日本円から直接購入可能ですが、為替手数料も考慮する必要があります。
3. 地政学リスク
朝鮮半島の地政学リスクは常に考慮が必要です。有事の際には韓国株全体が急落する可能性があります。
4. 中国メーカーの台頭
中国のCXMTなどが汎用DRAMの製造能力を急拡大しています。HBMの技術的ハードルは高いものの、長期的には中国勢の参入リスクも考慮すべきです。
Q&A
Q. SK Hynixの株は日本で買えますか?
A. はい、SBI証券で韓国株口座を開設することで購入できます。日本の主要ネット証券で韓国株を取り扱っているのはSBI証券のみです。
Q. SK HynixのHBMシェアはどのくらいですか?
A. 2025年時点でSK HynixのHBM世界シェアは約50%超で世界1位です。NVIDIAのAI用GPU向けHBMでは圧倒的なシェアを誇ります。
Q. SK Hynixに投資するリスクは何ですか?
A. 主なリスクは、メモリ価格のサイクル変動、韓国ウォンの為替リスク、地政学リスク、中国メーカーの台頭などです。HBMの高い技術参入障壁がリスクを一定程度緩和しています。
Q. SK HynixとSamsung、どちらに投資すべきですか?
A. HBM分野に集中投資したい場合はSK Hynixが適しています。SK HynixはHBMシェア1位でメモリ専業に近い構成です。一方、Samsungはメモリ以外にもファウンドリ等の事業を持つ総合企業です。成長性重視ならSK Hynix、分散重視ならSamsungという選択になります。
まとめ

SK Hynixは、AI半導体時代のメモリ分野で最も強力なポジションを築いている企業です。HBMシェア世界1位、NVIDIAとの密接な供給関係、そして急速な業績改善は、同社の投資魅力を裏付けています。
日本からSK Hynix株を購入するにはSBI証券での韓国株口座開設が必要ですが、手順はシンプルです。ただし、メモリ業界特有のサイクルリスクや為替リスクを十分に理解した上で、投資判断を行うことが重要です。
SK Hynixに投資を始める
HBMシェア世界1位のSK Hynix株は、SBI証券でのみ購入可能です。韓国株口座の開設が面倒な場合は、同じHBM製造企業のMicron(MU)をDMM株の米国株口座から始めるのも有力です。
※本記事は情報提供を目的としており、投資の勧誘を目的とするものではありません。投資にはリスクが伴います。投資判断はご自身の責任で行ってください。
※掲載情報は2026年4月時点のものです。最新の株価・業績データは各証券会社のサイトでご確認ください。

