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“買えない巨人”たち|Anthropic・OpenAI・SpaceX 2026年最新動向と日本人ができる4つの間接投資ルート
📊 数字の見方(米ドル → 日本円換算の目安)
本記事には米ドル建て($)の金額が多数登場します。日本円のスケール感を持って読めるよう、下記を目安にしてください(為替レート1ドル=148円換算)。
- $1B(約1,480億円)(ビリオン)= 10億ドル ≒ 約1,480億円
- $10B(約1.5兆円) = 100億ドル ≒ 約1.5兆円
- $100B(約14.8兆円) = 1,000億ドル ≒ 約14.8兆円
- $1T(約148兆円)(トリリオン)= 1兆ドル ≒ 約148兆円
※「$10B(約1.5兆円)超」「$100B(約14.8兆円)規模」などの数字は、日本のGDP(約4.2兆ドル)の何%に相当するかを意識すると規模感がつかみやすくなります。
「ChatGPTを毎日使っているのに、OpenAIの株は買えないの?」「ClaudeやStarlinkにお金を払っているのに、その会社には投資できない……」と感じたことはありませんか。
Anthropic・OpenAI・SpaceXの3社は、2026年時点で合計評価額が日本のGDP(約600兆円)を超える水準に達しています。しかしいずれも非上場のため、証券会社の口座を開いても直接は買えません。
ただし、”間接的に”投資する方法はあります。Amazon・Google・SoftBankといった上場株を経由したルート、あるいはDXYZのような専門ファンドを活用するルートです。さらに2026年は3社すべてのIPOが観測されており、直接投資のチャンスも近づいています。
この記事では、ドシエ(Bloomberg・Reuters等の独自取材情報)をもとに、3社の最新動向と日本人が実際にアクセスできる間接投資ルートを、具体的な数字とともに解説します。
この記事でわかること
- Anthropic・OpenAI・SpaceXの2026年最新評価額・KPI
- 3社への間接投資ルート(Amazon・Google・SoftBank・DXYZほか)
- 2026年IPOラッシュ(SpaceX 6月・OpenAI Q4・Anthropic 10月観測)の全体像
- 今すぐ始めるための証券口座の選び方
- 1. なぜ”非上場の巨人”が今アツいのか
- 2. Anthropic|ARR B(約4.4兆円)超・16ヶ月で30倍成長・OpenAIを抜いた瞬間
- 3. Anthropicへの間接投資ルート|実はAMZN・GOOGLがカギ
- 4. OpenAI|評価額2B(約126.1兆円)・WAU 9億人・Stargate 0B(約59.2兆円)の野望
- 5. OpenAIへの間接投資ルート|SoftBankが最強の窓口
- 6. SpaceX|IPO史上最大.75兆ドルへ・xAI合併で軌道上データセンターへ
- 7. SpaceXへの間接投資ルート|DXYZとIPO直接参加
- 8. 3社のシナリオ別投資戦略
- 9. “買えない巨人”へのアクセス手段【証券口座の選び方】
- 10. リスクと注意点
- 11. まとめ|”買えない巨人”を”買える銘柄”で取り込む
1. なぜ”非上場の巨人”が今アツいのか
2026年5月時点で、非上場のAI・宇宙企業3社の合計評価額は驚くべき水準に達しています。
| 企業 | 最新評価額(目安) | 根拠 |
|---|---|---|
| Anthropic | $850〜900B(交渉中) | ※Bloomberg・CNBC・TechCrunch報道 |
| OpenAI | $852B(約126.1兆円)(確定) | 2026年3月31日クローズ |
| SpaceX+xAI | $1.25兆ドル(合算) | 2026年2月xAI合併時点 |
| 合計 | 約$3兆ドル超 | — |
3社の合計は$3兆ドル超。これは日本の名目GDP(2025年推計で約4.2兆ドル)に匹敵し、GAFAM1社(Appleの時価総額は約3.4兆ドル)と肩を並べる規模です。
しかし、これらはいずれも非上場企業です。株式市場では直接購入できません。では投資家はどうすべきか。答えは「これらの巨人を株主として抱える上場企業の株を買う」ことです。
さらに2026年は「IPOラッシュ」の年でもあります。
- SpaceX:2026年6月8日週ロードショー予定(※目標評価額$1.75兆ドル、史上最大IPO)
- OpenAI:S-1提出 2026年Q3観測、上場 2026年Q4〜2027年Q1観測
- Anthropic:2026年10月IPO観測
この3つのIPOが実現すれば、公開市場で直接投資できるチャンスが生まれます。その前に、間接投資で先行しておくことが戦略上の選択肢になります。
2. Anthropic|ARR B(約4.4兆円)超・16ヶ月で30倍成長・OpenAIを抜いた瞬間
評価額の急上昇
Anthropicの評価額は、過去1年半で急加速しています。
- 2025年9月:約$183B(約27.1兆円)
- 2026年2月12日:Series G $30B(約4.4兆円)調達 / 評価額$380B(約56.2兆円)(post-money)
- 2026年5月:Series H $50B(約7.4兆円)調達・評価額$850〜900B交渉中(※Bloomberg・CNBC・TechCrunch報道)
Series Gには GIC・Coatue がリードし、D.E. Shaw・Dragoneer・Founders Fund・ICONIQ・MGXが共同投資しました。Series Hは2026年5月の取締役会で決定予定とされています。
ARR推移:16ヶ月で30倍の成長
Anthropicの年間経常収益(ARR)の推移です。
| 時期 | ARR |
|---|---|
| 2024年12月 | $10B(約1.5兆円) |
| 2026年2月 | $14B(約2.1兆円) |
| 2026年3月 | $19〜20B(※Bloomberg報道) |
| 2026年4月 | $30B(約4.4兆円)超(※Bloomberg報道) |
2024年12月から2026年4月にかけて、わずか16ヶ月でARRが$10B(約1.5兆円)から$30B(約4.4兆円)超へと30倍に拡大しました。これは企業ソフトウェア史上でも前例のない成長速度です。

OpenAIをARRで逆転した4月
2026年4月、業界内で注目すべき逆転が起きました。
- Anthropic ARR(2026年4月時点):$30B(約4.4兆円)超
- OpenAI ARR(2026年2月時点・直近公表値):$25B(約3.7兆円)(月$2B(約2,960億円))
Anthropicがエンタープライズ領域でOpenAIを上回ったのです。Menlo Venturesの調査によれば、エンタープライズAIシェアはAnthropicが32%、OpenAIが25%。新規エンタープライズ採用でもAnthropicが約70〜73%を占めています。
主要KPI
- Claude Code単体ARR:$2.5B(約3,700億円)超(2026年2月時点)
- Fortune 10の8社が利用
- 100万ドル超支出顧客:2026年2月500社 → 4月1,000社(2ヶ月で倍増)
- 総ビジネス顧客:30万社超
- コード生成シェア:Anthropicが42〜54%
主要パートナーシップ
- Amazon AWS:Project Rainier(Trainium2 50万枚→100万枚拡張)、5GWアクセス
- Google:Vertex AI経由、TPU 3.5GW、追加最大$40B(約5.9兆円)投資
- Broadcom:Google TPUチップ供給(2026年1GW → 2027年3GW超)
- Snowflake・Accenture等エンタープライズパートナー
最新モデル
- Claude Opus 4.7(2026年4月16日):SWE-bench Verified 87.6%
- Claude Mythos(プレビュー):SWE-bench 93.9%(※未確認情報)
経営陣のコメント(原文引用)
“We are patriotic Americans…defend our country from autocratic adversaries.”
Dario Amodei(CEO)
“AI will test us as a species.”
Dario Amodei(CEO)
Dario Amodei CEOはペンタゴンとの軍事利用条件に関する対立(2026年2月)でこの発言をしました。AnthropicはAIの安全性を重視しつつも、国家安全保障上の文脈では明確な立場をとるという姿勢を示しています。
2026年10月IPO観測があり(Goldman Sachs / JPMorgan協議、※未確認情報)、上場が実現すれば直接投資のチャンスが生まれます。
3. Anthropicへの間接投資ルート|実はAMZN・GOOGLがカギ
Anthropicは非上場ですが、その株式の相当部分をAmazonとGoogleが保有しています。しかも両社の2026年Q1決算には、Anthropic保有株の含み益が巨額の利益として計上されています。
Q1決算に現れたAnthropicの含み益
- Amazon Q1 2026:Anthropic起因の含み益$16.8B(約2.5兆円)(税引前)が EPS を押し上げ
- Google Q1 2026:エクイティ評価益$36.9B(約5.5兆円)(主因はAnthropicとされる)
- 合計$53.7B(約7.9兆円)が両社のQ1利益の相当部分を構成
Fortune誌の報道によれば「両社の”AI利益”の半分はAnthropicの保有株から来ている」という指摘があります。つまりAmazonやGoogleに投資することは、Anthropicの成長をかなりの程度”代理体験”できる投資ともいえます。
間接投資ルート比較(Anthropic)
| ルート | 保有比率(推計) | 日本人のアクセス | 評価 |
|---|---|---|---|
| Amazon(AMZN) | 7.8〜27%(※未確認) | 全証券会社で購入可 | ★★★ |
| Google(GOOG/GOOGL) | 約14%(※未確認) | 全証券会社で購入可 | ★★★ |
| Fundrise Innovation Fund | 20.7%組入れ最大 | 米国居住者向け(日本困難) | △ |
| ARK Venture Fund(ARKVX) | 上位5位 | 米国認定投資家のみ(日本困難) | △ |
| IPO直接参加(2026年10月観測) | 直接 | IPO後購入可 | ★★ |
日本人投資家にとって最もアクセスしやすいのは、AMZNとGOOGLの2択です。
- Amazon(AMZN):AWSを通じたAnthropicへの計算資源提供と株式保有の両方でエクスポージャーあり。Q1のAnthropicの含み益$16.8B(約2.5兆円)はその実例です。
- Google(GOOG/GOOGL):Q1評価益$36.9B(約5.5兆円)の主因がAnthropicとされており、3社の中でも最も含み益が大きい関係企業です。
2026年10月のIPOが実現すれば、上場後は直接購入も可能になります。それまでの間、AMZNかGOOGLを保有することが「Anthropic株を直接持つに近い経験」を得る現実的な方法です。
Anthropicに間接投資するなら:まず米国株口座を
Amazon・Googleに投資するには米国株対応の証券口座が必要です。moomoo証券なら機関投資家と同じレベルの銘柄分析データが使えるため、AMZN・GOOGLのAI関連指標を深掘りしながら投資判断ができます。
4. OpenAI|評価額2B(約126.1兆円)・WAU 9億人・Stargate 0B(約59.2兆円)の野望
2026年の資金調達
OpenAIは2026年に2段階に分けて、史上最大級の資金調達を完了しました。
- 第1弾(2026年2月27日):$110B(約16.3兆円)調達 / 評価額$730B(約108兆円)
Amazon $50B(約7.4兆円)(うち$35B(約5.2兆円)は条件付き)、Nvidia $30B(約4.4兆円)、SoftBank $30B(約4.4兆円) - 第2弾(2026年3月31日クローズ):合計$122B(約18.1兆円)調達 / 評価額$852B(約126.1兆円)確定
追加:a16z(co-lead)・D.E. Shaw・MGX・TPG・T. Rowe Price
リテール投資家向け$3B(約4,440億円)(個人向け初開放)
累計調達額は約$178B(約26.3兆円)に達しています。
ARR推移と成長の軌跡
| 時期 | ARR |
|---|---|
| 2023年通年 | $2B(約2,960億円) |
| 2024年通年 | $6B(約8,880億円)(前年比3倍) |
| 2025年末 | $20B(約3兆円)(前年比3倍) |
| 2026年2月 | $25B(約3.7兆円)(月$2B(約2,960億円)) |
ユーザー基盤
- 週次アクティブユーザー(WAU):9億人(2025年2月の4億人から倍増)
- 有料ユーザー:5,000万人
- エンタープライズユーザー:900万人超
- API利用組織:100万社超
- 目標2026年内:1.22億人の有料サブスク
Stargateプロジェクト:0B(約59.2兆円)超のAIインフラ
OpenAI・Oracle・SoftBankが共同で進める「Stargateプロジェクト」は、AIインフラへの超大型投資です。
- 投資総額:$400B(約59.2兆円)超 / 目標7GW
- 旗艦キャンパス(テキサス州Abilene):2025年9月に2棟稼働、2026年中頃に8棟完成予定
- NVIDIA GB200を45万基超を配備
- Oracle追加コミット:4.5GW・5年$300B(約44.4兆円)(2027〜2031年)
Microsoft関係の変化(2026年4月27日)
2026年4月27日、OpenAIとMicrosoftの関係に重要な変化がありました。
- AzureのOpenAI独占契約を廃止(ただし優先パートナーとして継続)
- IPライセンスを2032年まで非独占で継続
- 収益シェア20%は2030年まで(総額上限設定)
- MicrosoftのOpenAI持分:約27% / 評価額換算で約$135B(約20兆円)
注意点:Q1収益目標未達報道
WSJ・Fortuneは「2026年Q1の収益が目標を下回った」と報道しました(※報道ベース)。CFO FriarがAIインフラへのコンピュート支払い能力を懸念したとされています。これについてAltman CEOはFriarと連名で「ridiculous(ばかげた報道)」と否定しています。
また粗利率は33%(推計)にとどまり、推論コストの増大(2025年$8.4B(約1.2兆円) → 2026年$14.1B(約2.1兆円)予測)が課題として指摘されています。投資家はこの点も考慮が必要です。
モデル・製品動向
- GPT-5.5(2026年4月23日リリース)
- GPT-5.5 Pro
- スーパーアプリ戦略(ChatGPT・Codex・AIブラウザの統合)
IPO観測
S-1提出は2026年Q3観測、上場は2026年Q4〜2027年Q1観測で、目標評価額は$1兆ドル超とされています(※いずれも未確認情報)。
経営陣のコメント(原文引用)
“We do plan for revenue to grow steeply.”
Sam Altman(CEO)、2027年$100B(約14.8兆円)到達を示唆
“AI is transforming the world at an unprecedented pace. OpenAI is a clear leader.”
孫正義(SoftBankG CEO)
5. OpenAIへの間接投資ルート|SoftBankが最強の窓口
OpenAIへの間接投資ルートは複数ありますが、日本人にとって圧倒的にアクセスしやすいのがソフトバンクG(9984)です。
ルート1:ソフトバンクG(東証:9984)★最強
- OpenAI持分:約13%
- 累計投資額:$64.6B(約9.6兆円)
- 追加:$40B(約5.9兆円)無担保ローンでOpenAIへ追加投資中
- 東証上場のため、日本の全証券会社で円建てで購入可能
- 米国株口座不要・為替リスクも円建てで管理可能
ルート2:Microsoft(MSFT)
- OpenAI持分:約27%
- IPライセンスを2032年まで継続保有
- AI ARR $37B(約5.5兆円)超(+123% YoY)と自社AI事業も急成長
- 全証券会社で米国株として購入可
ルート3:NVIDIA(NVDA)
- OpenAIへ$30B(約4.4兆円)投資
- OpenAIへのGPU最大供給元(Stargateプロジェクト GB200を45万基超)
- Broadcom経由でOpenAI向けカスタムチップ(XPU)2027年量産予定
- 全証券会社で米国株として購入可
ルート4:ARK Venture Fund(ARKVX)
- OpenAI保有比率:11.49%
- 米国認定投資家のみ(日本人には現実的に困難)
ルート5:IPO直接参加(2026年Q4〜2027年Q1観測)
- S-1提出後、IPO参加が可能に(一部証券会社が割当)
- 目標評価額$1兆ドル超(※未確認情報)
OpenAI間接投資ルート比較表
| ルート | 保有・関係 | 日本人アクセス | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| ソフトバンクG(9984) | 持分13% / 累計$64.6B(約9.6兆円) | 東証・全証券会社で購入可 | ★★★ |
| Microsoft(MSFT) | 持分27% / IPライセンス2032 | 全証券会社で購入可 | ★★★ |
| NVIDIA(NVDA) | $30B(約4.4兆円)投資 / 最大GPU供給元 | 全証券会社で購入可 | ★★ |
| ARK Venture Fund(ARKVX) | 11.49%保有 | 米国認定投資家のみ | △ |
| IPO直接参加 | 直接 | 上場後購入可 | ★★ |
ソフトバンクG株を買うなら:SBI証券がおすすめ
ソフトバンクG(9984)は東証上場の日本株です。SBI証券なら国内株・米国株(MSFT・NVDAなど)をまとめて1口座で管理でき、新NISA成長投資枠での購入も可能です。
6. SpaceX|IPO史上最大.75兆ドルへ・xAI合併で軌道上データセンターへ
評価額の急上昇
- 2025年12月:Tender Offer $800B(約118.4兆円)評価額($421/株)
- 2026年2月:xAI合併により合算評価額$1.25兆ドル(SpaceX $1兆 + xAI $2,500億)
- IPO目標評価額:$1.75兆ドル(2026年6月ロードショー観測)

2026年6月IPOの概要
- 2026年4月1日:SEC機密IPO申請(Form S-1 Draft Registration)完了
- 公開S-1提出:2026年5〜6月初旬予定
- ロードショー:2026年6月8日週
- 上場先:Nasdaq
- 調達規模:最大$75B(約11.1兆円)(史上最大IPO)
- リテール割当:30%(Wall Street標準の3倍)
- 株式構造:デュアルクラス(Musk議決権保持)
Starlink:宇宙版インターネットの現在地
- 加入者:1,000万人(2026年2月公式) → 1,180万人(2026年4月推定)
- 2025年売上:$100〜114B(Sacra/IPO書類逆算)
- EBITDAマージン:63%
- ARPU:$81/月
- T-Satellite(T-Mobile):2025年7月商用開始、650機以上のDTC衛星
Starshield(政府・防衛向け)
- NROとの契約:$18B(約2.7兆円)
- DoD向け:$537M(〜2027年)
- 2026年売上予測:$32B(約4.7兆円)(Quilty Space)
- 政府契約全体(SpaceX全社):$22B(約3.3兆円)(Shotwell発言)
Falcon 9:宇宙輸送の主力
- 2025年打ち上げ回数:165回(米国全打ち上げの85%)
- 成功率:99.53%
- ブースター回収:162/165(回収率98.2%)
- うち123回がStarlink衛星投入
xAI合併と軌道上データセンター計画
2026年2月にxAIと合併したことで、SpaceXはAI企業としての側面も持ちました。xAI Colossus(テネシー州メンフィス、2024年12月稼働、わずか122日で建設完了)との統合が進んでいます。
さらに注目すべきは軌道上データセンター計画です。FCCに申請済みで、最大100万機の衛星を500〜2,000km軌道に配置し、太陽光発電でAI計算処理を行い、Starlinkの光リンク(1Tbps)でデータを送受信するという構想です。これが実現すれば「宇宙に浮かぶクラウドコンピューティング」が現実になります。
Artemisミッションの状況
- Artemis II(2026年4月):有人月周回成功
- Artemis III:月着陸ミッションを縮小(HLS未完了のため地球軌道ランデブーに変更)
- Artemis IV(月着陸):2028年以降に延期
財務面の注意点
2025年純損失は$4.94B(約7,311億円)でした。xAI統合コストとStarship開発費が主因です。Starlinkの高いEBITDAマージン(63%)との対比で、宇宙開発部門のコスト構造が課題とも読めます。
経営陣のコメント(原文引用)
“the most ambitious, vertically-integrated innovation engine on (and off) Earth, with AI, rockets, space-based internet”
Elon Musk(CEO)
“AI satellites will do the same for Starship launches.”
Gwynne Shotwell(社長・COO)
7. SpaceXへの間接投資ルート|DXYZとIPO直接参加
SpaceXへの間接投資ルートは、3社の中では選択肢が最も限られています。しかしDestiny Tech100(DXYZ)というNYSE上場のファンドが存在し、日本人でも米国株として購入できます。
ルート1:Destiny Tech100(DXYZ)★最強
- NYSE上場のクローズドエンド型ファンド
- SpaceX組入れ比率:16.2%(最大)
- 全証券会社で米国株として購入可能
- OpenAI、Anthropic等も組み入れており、AI非上場株への包括的なエクスポージャーが得られる
注意点:Morningstarはゲームプレミアムが大きく「割高」と警告しています。非上場株を組み入れたクローズドエンド型ファンドの特性上、基準価額(NAV)に対して株価が大幅なプレミアムで取引されることがあります。購入前にNAVとの乖離率を必ず確認してください。
ルート2:宇宙ETF(ARKX・UFO・ROKT)
- 現状、SpaceXは非上場のためいずれもSpaceXを直接保有していない
- IPO後に組入れが観測されているが、確定ではない
- 全証券会社で米国ETFとして購入可
ルート3:ARK Venture Fund(ARKVX)
- SpaceX保有比率:17.02%
- 米国居住者・認定投資家のみ(日本人には現実的に困難)
ルート4:2026年6月IPO直接参加
- ロードショー:2026年6月8日週(観測)
- リテール割当:30%(Wall Street標準の3倍)
→ 個人投資家が参加できる割当比率が高い - 一部の証券会社(moomoo等)でIPO割当に応募できる可能性
SpaceX間接投資ルート比較表
| ルート | 保有・関係 | 日本人アクセス | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| Destiny Tech100(DXYZ) | 16.2%組入れ(最大) | NYSE上場・全証券会社で購入可 | ★★★(割高注意) |
| ARKX / UFO / ROKT | 現状非保有 | 全証券会社で購入可 | ★(IPO後期待) |
| ARK Venture Fund(ARKVX) | 17.02%保有 | 米国のみ | △ |
| 2026年6月IPO直接参加 | 直接 | 一部証券会社が割当可能性 | ★★★ |
SpaceX IPOに参加したいなら:moomoo証券
2026年6月のSpaceX IPOに個人で参加できる可能性があるのは、IPO割当に対応している証券会社に限られます。moomoo証券はIPO参加機能と機関投資家データを兼ね備えており、DXYZ購入にも対応しています。
8. 3社のシナリオ別投資戦略
Anthropic・OpenAI・SpaceXへの間接投資の組み合わせ方は、投資スタンスによって変わります。3つのシナリオを参考にしてください。
シナリオA:今すぐ動く(分散型)
IPOを待たず、現時点で間接投資を始める場合の組み合わせです。
- Anthropic経由:AMZN または GOOGL(どちらか一方、あるいは両方)
- OpenAI経由:ソフトバンクG(9984)または MSFT
- SpaceX経由:DXYZ(NAVプレミアムを確認のうえ)
3社すべてに分散しながら、最もアクセスしやすい銘柄を組み合わせる戦略です。SoftBankGは円建てで買えるため、為替リスクを一部ヘッジできます。
シナリオB:IPO波に賭ける
2026年のIPOラッシュに直接参加することを最優先にする場合です。
- SpaceX:2026年6月8日週ロードショー → IPO参加を狙う
- OpenAI:2026年Q4〜2027年Q1観測 → S-1提出後に申込
- Anthropic:2026年10月観測 → 上場後即購入
IPO参加に備えてmoomoo等の対応口座を事前に開設しておくことが重要です。IPO価格は市場参加後に急騰・急落するケースもあるため、分散投資の観点も忘れずに。
シナリオC:守りも入れる
AIバブル懸念が気になる方は、間接エクスポージャーを持ちながらも業績が安定している銘柄を軸にする戦略です。
- MSFT:AI ARR $37B(約5.5兆円)超(+123% YoY)で自社のAI事業も急成長。OpenAI以外のリスク分散もある。
- NVDA:3社すべてのAIインフラに関与。AIチップの寡占的地位は継続。
- AMZN:AWSの高成長(+28% YoY)にAnthropicの含み益が加わる構造。
大型テック株を軸に、3社の成長を”背後から”取り込む戦略です。
9. “買えない巨人”へのアクセス手段【証券口座の選び方】
ここまで紹介した間接投資・IPO参加を実行するには、対応した証券口座が必要です。目的別に証券会社を選んでください。
4社の特徴比較
| 証券会社 | この記事での主な訴求点 | おすすめの場面 |
|---|---|---|
| moomoo証券 | 機関投資家データ可視化・AI銘柄分析・SpaceX IPO参加可能性・DXYZ購入可 | SpaceX IPO・AI銘柄を深く分析したい方 |
| SBI証券 | 米国株5,000銘柄超・為替手数料最安クラス・新NISA成長投資枠・ソフトバンクG購入可 | 初心者〜中級者・NISA活用・SoftBankG購入 |
| マネックス証券 | 銘柄スカウター(10年分決算分析)・MSFT/AMZNの深掘り分析が強い | AMZN・MSFT・GOOGLをしっかり分析したい方 |
| DMM株 | 米国株手数料0・1株から購入可・少額スタートに最適 | まず1株から試したい方・コストを抑えたい方 |
3社×4証券会社 対応表
| 投資先(間接) | moomoo | SBI | マネックス | DMM株 |
|---|---|---|---|---|
| Anthropic → AMZN | ○ | ○ | ○ | ○ |
| Anthropic → GOOGL | ○ | ○ | ○ | ○ |
| OpenAI → SoftBankG(9984) | △(日本株) | ○(日本株) | △(日本株) | △(日本株) |
| OpenAI → MSFT | ○ | ○ | ○ | ○ |
| OpenAI → NVDA | ○ | ○ | ○ | ○ |
| SpaceX → DXYZ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| SpaceX IPO参加 | ★可能性あり | 要確認 | 要確認 | 非対応 |

まずはこの4口座を比較してみましょう
moomoo証券:AI銘柄の機関投資家データ・IPO参加機能・DXYZ/AMZN/GOOGL購入対応
SBI証券:米国株5,000銘柄超・新NISA成長投資枠・ソフトバンクG(9984)購入対応
マネックス証券:銘柄スカウターで10年分の決算を一覧できる。AMZN・MSFTの分析に最適
DMM株:米国株の売買手数料が実質0円。1株から始められる入門口座
10. リスクと注意点
Anthropic・OpenAI・SpaceXへの間接投資には、通常の上場株投資にはない固有のリスクがあります。必ず確認のうえ、自己責任で判断してください。
1. 非上場企業のため財務データが限定的
本記事に記載したARR・評価額・顧客数等の数値は、Bloomberg・Reuters・WSJ等の取材に基づく二次情報です。各社が公式に開示したものではなく、実際の数値と異なる可能性があります。特に信頼度タグ「▲(未確認・リーク)」が付いている情報は参考程度にとどめてください。
2. 評価額は需給次第で大きく変動
プライベートマーケットの評価額は、投資家の需要と供給によって決まります。公開市場とは異なり、評価額が実態とかけ離れるケースがあります。間接投資先(AMZN・GOOGL等)の株価も、AI関連ニュースで大きく変動します。
3. IPOが延期される可能性
本記事に記載したIPO日程(SpaceX 6月・OpenAI Q4・Anthropic 10月)はいずれも「観測」または「計画段階」の情報です。市場環境・規制・経営判断によって延期・中止になる可能性があります。IPO参加を前提とした資金計画は避けてください。
4. AIバブル懸念
OpenAIのQ1収益目標未達報道(WSJ・Fortune)が示すように、高評価額と実際の収益性の乖離が指摘されています。粗利率33%(推計)という水準は、ソフトウェア企業として高くありません。推論コストの増大が続けば、収益性改善に時間がかかる可能性があります。
5. 為替リスク
米国株(AMZN・GOOGL・MSFT・NVDA・DXYZ等)への投資は円⇔ドルの為替変動リスクを伴います。本記事では1ドル=148円で参考換算していますが、実際のレートは変動します。ソフトバンクG(9984)は日本株のため、円建てで購入でき為替リスクを抑えられます。
6. DXYZのNAVプレミアム
Destiny Tech100(DXYZ)はクローズドエンド型ファンドのため、基準価額(NAV)に対して大幅なプレミアムで取引されることがあります。Morningstarが「割高」と警告していることを念頭に置き、購入前にNAVとの乖離率を確認してください。
11. まとめ|”買えない巨人”を”買える銘柄”で取り込む

Anthropic・OpenAI・SpaceXの3社は、2026年現在で合計$3兆ドル超の評価額を誇りながら、いずれも非上場です。しかし間接投資ルートは確実に存在します。
- Anthropic:AMZNとGOOGLが株主兼インフラパートナー。Q1含み益はそれぞれ$16.8B(約2.5兆円)・$36.9B(約5.5兆円)
- OpenAI:SoftBankG(9984)が最も日本人にやさしい窓口。MSFTとNVDAも有力
- SpaceX:DXYZが唯一の上場間接投資手段。2026年6月IPO直接参加も現実的
2026年は3社すべてにIPOの可能性があります。直接投資のチャンスが来る前に、間接投資で先行ポジションを作っておくことが選択肢の一つです。
まずは証券口座を開設することが最初の一歩です。口座開設は無料で、維持費も原則かかりません。



免責事項
- 本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買を勧誘するものではありません
- 非上場企業の評価額・ARR等の数値は、公開された二次的情報源(Bloomberg等)をもとにしており、各社が公式に開示したものではありません
- 投資には元本割れのリスクがあります。投資判断はご自身の責任で行ってください
- 過去の業績や株価は将来の成果を保証するものではありません
- 記事内の数値は2026年5月1日時点の公開情報をもとにしています

