「うちの夫、全然家事をしてくれない」——そんな声を、身近で聞いたことはありませんか?
※本記事は広告・PRを含みます。2026年5月時点の情報をもとに作成しています。
この記事でわかること
- 夫と妻の家事関連時間の差(総務省の調査)
- 日本と各国の夫の家事・育児時間の比較
- 見落とされがちな「名もなき家事」
- 不満を減らす3つの方法(話し合い・分担表・外注)
先に結論:家事・育児の時間は、今も妻に大きく偏っています。話し合い・分担表・家事の外注の3つを組み合わせると、負担の偏りを減らしやすくなります。「うちだけかも」と一人で抱えている方も、まずは数字から一緒に見てみましょう。
家事が妻にかたよっている、という感覚は、データでもはっきり裏付けられています。
総務省の「令和3年社会生活基本調査」(2021年)によると、6歳未満の子どもがいる夫婦と子どもの世帯では、1日あたり(週全体の平均)の家事関連時間は、妻が7時間28分、夫が1時間54分です。妻が夫の約3.9倍の時間を家事・育児に使っている計算になります。共働きかどうかを分けない数字です(出典:総務省統計局「令和3年社会生活基本調査 結果の要約」)。
ここでいう「家事関連時間」には、炊事・洗濯・掃除などの家事だけでなく、介護・看護、育児、買い物も含まれます。共働きの家庭なら、仕事から帰ったあとに、もう1つの「仕事」が待っている……という状態になりがちです。
こうして数字で見ると、家事分担は「夫のやる気」だけの話ではなく、家の仕組みとして見直したほうがよさそうだと気づかされます。
世界と比べると、日本の夫の家事時間はどのくらい?
日本の夫の家事・育児時間の短さは、国際的に見ても目立ちます。
内閣府の「令和元年版 男女共同参画白書」によると、6歳未満の子どもを持つ夫が1日に家事・育児に使う時間は以下のとおりです。日本は2016年、各国は2004〜2016年の調査です(出典:内閣府 男女共同参画白書 I-3-10図)。
- スウェーデン:3時間21分
- ノルウェー:3時間12分
- アメリカ:3時間10分
- ドイツ:3時間00分
- 日本:1時間23分
北欧の国と比べると、日本の夫の家事・育児時間は半分以下です。この比較の中では、いちばん短い水準でした。
この差には、文化的な背景に加えて、制度の違いも関係していそうです。北欧では男性の育児休業の取得が広がり、家事・育児を夫婦で分担する考え方が根づいているといわれます。一方、日本では「男は仕事、女は家庭」という価値観がまだ残っていて、長時間労働も家事に参加しにくい理由の一つに挙げられます。
とはいえ、日本でも変化は見えています。総務省の調査では、6歳未満の子どもを持つ夫の家事関連時間は、2016年の1時間23分から2021年には1時間54分に増えました。それでも、妻との差はまだ大きいのが現状です。
家事分担の不満が夫婦関係に与える影響
家事分担の偏りは、夫婦関係にも影を落としやすいものです。
不満が少しずつたまっていくと、次のような悪循環に入りがちです。
- 妻がイライラしてしまい、夫に強い口調で指摘する
- 夫は「やっても文句を言われる」と感じ、さらにやらなくなる
- コミュニケーションが減り、関係が冷え込む
- 最終的に「一緒にいる意味がない」と感じるようになる
「たかが家事」と思われることもありますが、家事分担は夫婦関係の土台にかかわるテーマです。こじれる前に話し合って、お互いの負担を見える化しておくことが大切です。
「どちらがやるか」の前に「外に出す」
分担の話し合いがこじれるのは、そもそもの家事の量が多すぎることも一因です。きらりライフサポートは掃除・洗濯・料理・買い物を組み合わせて定期で任せられるので、家庭内で取り合う量そのものを減らせます。
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「名もなき家事」が家事時間を押し上げている
家事分担を話し合うとき、見落とされやすいのが「名もなき家事」です。
名もなき家事とは、「家事」とは呼ばれにくいけれど、毎日の暮らしの中で誰かがやらなければならない細かな作業のことです。たとえば、こんなものがあります。
- シャンプーやトイレットペーパーの補充
- ゴミ袋のセット・ゴミの分別ルールの把握
- 子どもの学校のプリント確認・提出物の管理
- 献立を考える・冷蔵庫の在庫管理
- 季節の衣替えや布団の入れ替え
- 家電のフィルター掃除や電池交換
- 美容院・病院などの予約管理
大和ハウス工業が2017年に共働き夫婦を対象に行った調査では、30項目の名もなき家事を挙げ、夫と妻で「自分がしている」という認識に差のある項目が多く見られました(出典:大和ハウス工業「名もなき家事」ランキング)。
夫は「ゴミ出しもしているし、食器洗いもしている」と思っていても、ゴミをまとめる・分別する・ゴミ袋をセットし直すといった前後の作業は妻がしている——そんな場面もあります。こうした「見えない家事」が積み重なると、妻は「自分ばかりやっている」と感じやすくなるのです。
分担を見直すなら、まずは名もなき家事をリストアップして見える化するところから始めましょう。
名前のない家事こそ、決めて渡す
きらりライフサポートは、申し込みのフォームで依頼内容を伝え、初回の前に担当とメッセージでやり取りできる方式です。細かく名前のつかない作業も、事前に伝えて依頼内容に組み込めます。毎週または隔週の定期利用が前提です。
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家事分担問題を解決する3つの方法
では、偏りはどうすれば減らせるのでしょうか。取り入れやすい方法を3つ紹介します。
方法1:冷静に話し合う
「全然やってくれない!」と言いたくなる気持ちは、いったん脇に置いて(なかなか難しいですよね)。まずはお互いの1日のスケジュールを書き出して、今の状態を並べてみましょう。数字にしてみると、夫も「確かに偏っている」と気づきやすくなります。
話し合いのコツは、次のとおりです。
- 責めるのではなく「困っている」と伝える
- お互いの得意・不得意を考慮する
- 完璧を求めず、60点のクオリティで良しとする
方法2:分担表を作る
口約束だけだと、いつの間にかあいまいになりがちです。家事の一覧表を作って、それぞれの担当をはっきりさせましょう。スマホのアプリで家事分担を管理できるツールもあります。
分担表には、名もなき家事も入れておくのがコツです。書き出してみると、「こんなにやることがあったのか」と、夫婦で同じ景色を見やすくなります。
方法3:家事を外注する
話し合いや分担表だけでは追いつかないときは、家事代行サービスを活用するという選択肢があります。
「家事は自分たちでやるべき」と思いがちですが、共働きで時間に追われているなら、すべてを夫婦で抱え込まなくて大丈夫です。掃除や料理など、プロに任せられるところは任せて、夫婦の時間や心のゆとりを取り戻すのも、りっぱな選択です。
分担の問題を「人」だけで解決しようとすると、どうしてもストレスがたまりやすくなります。「仕組み」で解決すれば、お互いに不満をためにくくなります。
まとめ|「仕組み」で解決するのが最もストレスが少ない
共働き夫婦の家事分担をデータで見ると、日本では妻に大きく偏っているのが現実です。国際比較でも、日本の夫の家事・育児時間は短い水準にあります。不満がたまると、夫婦関係にも影響しかねません。
解決策としては、話し合い・分担表の作成・家事の外注の3つが挙げられますが、ポイントは「仕組みで解決する」ことです。家事代行サービスは、家庭で取り合う家事の量そのものを減らす方法の一つです。
「相手を変えようとする」よりも「仕組みを変える」ほうが、お互いの不満をためにくくなります。家事代行サービスも、その仕組みの一つとして情報を集めておくと、選べる道が増えます。
今夜、冷蔵庫の在庫チェックや洗剤の補充など、名もなき家事を夫婦それぞれで書き出してみるだけでも十分です。


