結論から言うと、盗難を補償すると書いた文は、確かめた家事代行11社のどこにも見つからず、4社は盗難について、補償の対象外または責任を負わない場合があると明記していました。物を壊されたときに備える損害の保険には、11社とも加入していると公式に書いています。「家事代行を頼みたいけど、盗難とか大丈夫なの?」。「物を壊されたらどうしよう…補償はあるの?」。
※本記事は広告・PRを含みます。2026年5月時点の情報をもとに作成しています。
この記事でわかること
- 盗難・紛失・破損のとき、補償は会社でどう違うか(11社の公式サイトと利用規約で確かめた結果)
- 起こりうるトラブル15パターンと、先にできる備え
- 契約前に確かめる10項目
結論から言うと、盗難を補償すると書いた文は、確かめた家事代行11社のどこにも見つからず、4社は盗難について、補償の対象外または責任を負わない場合があると明記していました。物を壊されたときに備える損害の保険には、11社とも加入していると公式に書いています。ただ、補償の上限の金額が公式に分かるのは3社で、申し出の期限を日数や時間で書いているのは4社(24時間以内〜原則30日以内)です。頼む前に、その会社の「盗難・紛失の扱い」「補償の上限」「申し出の期限」の3つを見ておくのがおすすめです。
※冒頭の数字は、リンク先のページで各社の公式サイト(よくある質問・利用規約など)を確かめた結果です。利用規約を公式サイトで読めたのは8社です(確認日:2026年10月4日)
「家事代行を頼みたいけど、盗難とか大丈夫なの?」
「物を壊されたらどうしよう…補償はあるの?」
家事代行サービスは共働き世帯や忙しい方にとって頼れる存在です。
しかし「他人を家に入れる」という性質上、トラブルへの不安はつきものですよね。
この記事では、家事代行で起こりうるトラブルを5カテゴリ・計15パターンに分け、それぞれの予防策と対処法をまとめます。
15パターンは、起こりうる場面を整理したもので、実際にあった出来事の記録ではありません。
契約前に確認すべきチェックリストもまとめたので、安心してサービスを利用するための参考にしてください。
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます。サービス選びの参考としてご活用ください。
カテゴリ1:盗難・紛失トラブル(3事例)
家事代行を頼むとき、まず気になるのが、貴重品の盗難や紛失かもしれません。
先に、11社の公式サイトと利用規約に書かれていたことをお伝えします(確認日:2026年10月4日)。
盗難を補償すると書いた文は、11社のどこにも見つかりませんでした。盗難について、補償の対象外や責任を負わない場合を明記していたのは、次の4社です。
- タスカジ:紛失・盗難は、基本的には補償の対象外
- きらりライフサポート:利用規約で、物品(金銭を含む)の紛失・盗難は、原則として一切の責任を負わない。会社かサポーター(来るスタッフ)の行為が原因だと利用者が証明した場合は別
- CaSy・クラウドケア:現金・貴金属・貴重品などを適切に管理していない状態での盗難・紛失は、会社は一切責任を負わない
ほかに、ピナイ家事代行サービスは、スポットプランの規約に、会社の故意・過失による場合を除き、貴重品の紛失について会社は責任を負わない、という定めがあります。
残る6社(ベアーズ、ダスキン メリーメイド、ニチイライフ、ミニメイド・サービス、アールメイド、キャットハンド)は、盗難・紛失の扱いの記載が、確かめたページでは見つかりませんでした。「補償しない」という意味ではないので、契約の前に会社へ聞いて確かめてください。
事例1:アクセサリーや現金が見当たらなくなった
作業のあとに、指輪やネックレスが見当たらなくなる、ということが起こりえます。
盗難とは限りません。タスカジは公式のよくある質問で、ゴミと間違えて捨ててしまう紛失が起きていると注意しています。
予防策:
- 貴重品は鍵付きの引き出しや金庫にしまう
- 作業前に貴重品の配置を写真で記録しておく
- 高額な現金を自宅に置かない
事例2:ブランドバッグや電子機器が紛失した
クローゼットに保管していたブランド品が見当たらなくなる、ということも起こりえます。
作業範囲外の場所に貴重品を保管することが重要です。
予防策:
- 作業部屋と貴重品の保管場所を分ける
- 作業範囲を事前に明確に指示する
- 防犯カメラの設置を検討する
事例3:書類や個人情報が見られた疑い
デスク上の書類や郵便物を見られたのではないか、という不安です。
悪意の有無にかかわらず、個人情報は自分で管理しておきましょう。
予防策:
- 個人情報を含む書類はデスクに出しておかない
- PCはスクリーンロックをかけておく
- 作業範囲にデスクを含めない設定にする
盗難が発生したときの対処法:
手順は会社で違います。たとえばタスカジは、紛失や盗難を疑うことが起きたら、サポートセンターに連絡し、警察へ届け出るよう、公式に案内しています。
ほかの会社では、次の順で動きましょう。
- 契約先の窓口に連絡して、起きたことを伝える
- 規約のどの定めが当てはまるかを聞く(保険が使えるとは限りません)
- 盗難が疑われるときは、警察に相談する
- 作業前後の写真があれば、あわせて示す
タスカジとクラウドケアは、契約の相手が会社ではなく、来る人(タスカジさん・ヘルパー)です。規約では、トラブルは当事者どうしで解決するのが基本で、会社が間に入る場合もあると書かれています。
カテゴリ2:破損トラブル(3事例)
掃除中にうっかり物を壊してしまう、ということも起こりえます。
保険に入っているかだけでなく、補償の中身(上限・対象外・申し出の期限)で、その後の対応が変わります。
事例4:食器やグラスを割ってしまった
食器洗いの途中でグラスを落として割ってしまう、ということが起こりえます。
補償されるかどうかと、その金額は、会社の決まりで変わります。くわしくは、下の「損害保険の適用範囲と注意点」の章にまとめました。
事例5:家具に傷がついた
掃除機をぶつけて、フローリングや家具に傷がつく、ということが起こりえます。
傷の程度によっては修理費用が高額になることもあります。
事例6:家電の故障
洗濯機の操作ミスや、掃除中にコードを引っかけたことで、家電が故障する、ということも起こりえます。
破損トラブルの予防策:
- 壊れやすいもの・高価なものは事前に伝えておく
- 触れてほしくないものは作業エリア外に移動する
- 特別な扱いが必要な家電は操作方法をメモで渡す
発生時の対処法:
- 破損状況を写真で記録する
- すぐに運営会社へ報告する
- 損害保険の適用範囲を確認する
- 修理見積もりを取得し、運営会社と協議する
カテゴリ3:料金トラブル(3事例)
事例7:想定外の追加料金が発生した
基本料金だけを見て申し込むと、交通費や指名料が加わって、思っていたより高くなる、ということが起こりえます。
事前に総額の見積もりを確認し、追加料金の条件を把握しておきましょう。
事例8:解約時に違約金を請求された
定期契約を途中でやめるときに、違約金を請求される、ということが起こりえます。
契約前に最低利用期間と解約条件を必ず確認してください。
事例9:キャンセル料が想定以上に高かった
急な予定変更でキャンセルしたら、料金の全額を請求される、ということが起こりえます。
各社のキャンセルポリシー(何時間前まで無料か)を事前に把握しておくことが重要です。
料金トラブルの予防策:
- 総額(交通費・指名料・延長料込み)を事前に確認する
- 契約書の解約条件・最低利用期間を確認する
- キャンセルポリシーを把握しておく
- 料金体系がシンプルなサービスを選ぶ
カテゴリ4:品質トラブル(3事例)
事例10:掃除の仕上がりが期待以下だった
お金を払ったのに、仕上がりが思っていたほどではない、と感じることが起こりえます。
スタッフの経験やスキルは一人ひとり違うので、仕上がりに差が出ることがあります。
事例11:依頼した作業が時間内に終わらなかった
2時間で水回り全部を頼んだのに、キッチンしか終わらない、ということが起こりえます。
依頼内容と時間の見合いを事前に相談することが大切です。
事例12:毎回スタッフが違い、品質にばらつきがある
来るスタッフが毎回変わり、仕上がりにばらつきが出る、ということが起こりえます。
同じスタッフに続けて来てもらえるか、指名ができるかを、申し込む前に公式サイトで確かめておきましょう。
品質トラブルの予防策:
- 依頼内容は具体的にリスト化して伝える
- 優先順位をつけて「必ずやってほしい箇所」を明確にする
- 初回はトライアルプランで品質を確認する
- スタッフの研修について、公式サイトに何が書いてあるかを確かめて選ぶ
カテゴリ5:コミュニケーショントラブル(3事例)
事例13:指示した内容と実際の作業が違った
「リビングを重点的に」と伝えたのに、別の部屋ばかり掃除される、ということが起こりえます。
口頭だけでなく、書面やアプリのメモ機能で作業内容を共有しておくと、行き違いを減らせます。
事例14:言語の壁でうまく伝わらなかった
言葉の違いがあると、細かいニュアンスが伝わりにくいことがあります。
写真付きの指示書を用意したり、翻訳アプリを活用する方法があります。
事例15:スタッフとの相性が合わなかった
作業は丁寧でも、やりとりのテンポが合わない、ということも起こりえます。
スタッフを替えてもらえるかどうかは、申し込む前に会社へ確かめておきましょう。
コミュニケーショントラブルの予防策:
- 作業指示は書面(メモ・写真)で残す
- 初回は在宅して直接要望を伝える
- 相性が合わない場合は遠慮なくスタッフ変更を依頼する
- 定期利用で同じスタッフを指名し、信頼関係を築く
損害保険の適用範囲と注意点
確かめた11社は、どこも損害の保険に加入していると公式に書いていました(確認日:2026年10月4日)。
ただし、いくらまで補償されるか、何が対象外か、いつまでに申し出るかは、会社で違います。
補償の上限の金額が公式に分かるのは3社
- タスカジ:対物1000万円、対人1億円が上限
- ピナイ家事代行サービス:公式の書き方は「上限5,000万円まで保証」。ただし、プライムアウトレットというプランの規約は、サービス料金の範囲内で賠償するという書き方です
- きらりライフサポート:サポート中の対人・対物の賠償事故に、最大1億円までの保険。ただし、物品の紛失・盗難は、利用規約で原則として責任を負わないとされています
残る8社は、上限の金額が公式サイトでは分かりませんでした。CaSy・クラウドケア・キャットハンドの3社は、保険金額が限度という数字のない書き方で、ほかの5社は記載が見つかりませんでした。「上限がない」という意味ではありません。
補償の上限の金額が公式に書かれている会社から選びたい方は、よくある質問に「上限5,000万円まで保証」と書いているピナイ家事代行サービスが候補です。頼むプランの規約がどう書いているかは、申し込む前に確かめてください(2026年10月4日に公式で確認)。
補償は全額とは限らない
補償の金額の決め方を公式で確かめられたのは6社です(CaSy、タスカジ、ベアーズ、ニチイライフ、きらりライフサポート、キャットハンド)。ほかの5社は、今回は確かめられていません。金額は、修理代・今の価値・使った年数・領収書の額などで決まります。たとえばタスカジは、基本は修理代金で、修理できない物は今の価値(購入代金から減価償却分を引いた額)です。CaSyは、買い替え・修理の領収書を出した場合に限り賠償します。
対象外として公式に書かれている例
- 盗難・紛失:「カテゴリ1」に書いた4社。タスカジは基本的に補償の対象外、きらりライフサポートは原則として責任を負わない(利用者が、会社か来る人の行為が原因だと証明した場合は別)、CaSyとクラウドケアは、貴重品などを適切に管理していない状態での盗難・紛失に限った定めです
- 古くなった物:タスカジは経年劣化のはげしい物、CaSyは製造から9年以上たっている物の補償にかかる費用が対象外
- 知らせていない高価な物:ニチイライフは、骨董品や絵画など、取り扱いに特別の注意がいる物を前もって知らせなかった場合、賠償の責任を負えないと約款に書いている
- 写真や報告がない場合:タスカジは壊れたと分かる写真がない場合、CaSyは損害を報告しなかった場合が対象外
申し出の期限を日数や時間で書いているのは4社
- キャットハンド:保険の対象は、サービス実施後24時間以内に申告があったもの
- ピナイ家事代行サービス:事故発生から3日以内に会社へ連絡。3日以内に連絡がないと、対応できないこともある
- タスカジ:トラブルが起きた依頼の日時から7日以内に、事務局へメールで連絡
- きらりライフサポート:損害を見つけたら、すみやかに(原則30日以内)会社へ報告
日数や時間を書いていない会社も、いつでも申し出られるという意味ではありません。気づいたら、その日のうちに連絡しておきましょう。
契約の前には、「盗難・紛失の扱い」「補償の上限額」「申し出の期限」の3点を必ず聞いておきましょう。
契約前チェックリスト|トラブルに備える10項目
家事代行を契約する前に、以下の10項目を必ず確認してください。
- 損害賠償保険に加入しているか
- 保険の補償上限額はいくらか
- スタッフの身元確認・研修制度はあるか
- 料金の総額(交通費・指名料込み)はいくらか
- 解約条件・最低利用期間はどうなっているか
- キャンセルポリシー(何時間前まで無料か)
- スタッフの変更は可能か
- 鍵の管理方法はどうなっているか
- トラブル時の連絡窓口は明確か
- 口コミや評判はどうか
補償の決まりを公式で確かめた家事代行3社
ここで紹介する3社について、補償まわりで公式サイトと規約に書かれていたことを並べます(確認日:2026年10月4日)。見つからなかったことも、そのまま書きます。
ナックダスキン|保険の加入は明記・上限額は公式サイトで見つからず
ナックダスキンが扱うダスキン メリーメイドは、公式のよくある質問で、損害賠償の責任保険に加入していると書いています。
一方で、盗難・紛失の扱いと、補償の上限の金額は、公式サイトでは記載が見つかりませんでした。見積もりのときに、お店へ聞いて確かめてください。
各店にマネジャーを置き、相談に対応する、と書かれています。
CaSy(カジー)|賠償責任保険に加入・貴重品の盗難と紛失には条件あり
CaSyは、賠償責任保険に加入していると公式に書いています。
ただし規約では、現金や貴重品などを適切に管理していない状態での盗難・紛失は、責任を負わないとしています。軽い過失の場合の賠償は、保険会社から受け取った保険金額が限度です。
キャットハンド|日新火災海上保険に加入・申告はサービス後24時間以内
キャットハンドは、日新火災海上保険に加入していると公式に書いています。保険の対象は、サービス実施後24時間以内に申告があったものです。
会員規程で会社が賠償すると書いているのは、スタッフの故意または重大な過失で損害を与えた場合です。軽い過失の場合の扱いは、記載が見つかりませんでした。申し込む前に、会社へ確かめてください。
キャットハンドには、2.5時間のトライアルもあります。最初の30分はカウンセリングとお会計です。
定期を申し込む前に、1回頼んで進め方を見られます。料金は公式サイトで確かめてください(2026年10月4日に公式で確認)。
家事代行のトラブルに関するよくある質問
Q:トラブルが起きたらまず何をすべきですか?
A:まずは運営会社のカスタマーサポートに連絡してください。状況を写真で記録し、時系列でメモしておくと、説明がしやすくなります。盗難が疑われる場合は警察にも相談しましょう。
Q:損害保険で全額補償されますか?
A:全額とは限りません。金額の決め方を公式で確かめられた6社では、補償の金額が、修理代・今の価値・使った年数・領収書の額などで決まります。補償の上限の金額が公式に分かるのは、確かめた11社のうち3社でした(確認日:2026年10月4日)。契約前に、上限額と金額の決め方を会社へ確かめてください。
Q:スタッフによる盗難が心配です。会社はどんな決まりを書いていますか?
A:盗難の件数や割合が分かる資料は、調べた範囲では見つからなかったので、この記事では数字を書いていません。公式で確かめられたのは次の2点です。スタッフの身元の確かめ方を、確かめる書類まで書いているのは、CaSyとタスカジの2社でした。盗難を補償すると書いた文は11社のどこにも見つからず、4社は盗難について、補償の対象外または責任を負わない場合があると明記しています(確認日:2026年10月4日)。貴重品は、鍵のかかる場所にしまっておきましょう。
スタッフの身元の確かめ方を公式で読んでから選びたい方は、公的身分証での本人確認と、犯罪歴の有無などの確認を書いているCaSyが候補です(2026年10月4日に公式で確認)。
Q:トラブルを理由に途中解約できますか?
A:契約の内容によります。申し込む前に、規約の解約の条と最低利用期間を確かめておきましょう。トラブルが起きたあとは、契約先の窓口に、解約の条件を聞いてください。
作業中に物を壊されたら、という不安は、公式によると、きらりライフサポートは最大1億円の賠償責任保険に加入していて、サポート中の対人・対物の賠償事故が対象です(使用期間などにより全額の補償にならない場合もあると書かれています)。まずは対応エリア(東京・神奈川・千葉・埼玉)と、毎週か隔週の定期利用が前提であることを公式で確かめると判断しやすくなります。合うかどうかの判断は、ご家庭の事情に合わせてどうぞ。
まとめ|頼む前に決まりを確かめて、トラブルに備える

この記事のポイントをまとめます。
- 家事代行のトラブルは盗難・破損・料金・品質・コミュニケーションの5つに、この記事では分けました
- 貴重品の管理と、作業指示をはっきり伝えることが、先にできる備え
- 盗難・紛失の扱い、補償の上限額、申し出の期限を契約前に必ず確認する
- 契約前チェックリスト10項目を活用して、安心できるサービスを選ぶ
- 保険には11社とも加入と書いているが、盗難を補償すると書いた文は11社のどこにも見つからなかった
トラブルへの不安があるなら、気になる会社の利用規約と「よくある質問」で、補償の決まりを確かめておきましょう。
今日のところは、アクセサリーや現金をしまう「鍵のかかる場所」を1つ決めておくだけでも十分です。
▼ まずは対応エリアと料金プランの確認から
家事代行はサービスごとに対応エリア・最低利用時間・定期/単発の可否が異なります。気になるサービスの公式サイトで、自分の条件に合うかを確認してみてください。
※各サービスの詳細は関連記事をご参照ください

