- 34歳・営業歴10年だった私の転職前の状況
- 8ヶ月の学習期間で実際にやったこと
- ディープロを選んだ理由と挫折ポイント
- 転職活動のリアル・年収の変化
「スクールにお金払って失敗したら、家族に顔向けできない…」
2年前の私がまさにそう思っていました。結論から書きます。私は34歳・営業職から8ヶ月のリスキリングを経て、Web系事業会社のエンジニアに転職しました。年収は一時的に80万円下がりましたが、今(1年半後)は転職前より50万円アップしています。
この記事では、甘くない現実と、それでも30代でキャリアを変えられる理由を、体験ベースでお伝えします。
転職前の私のスペック
- 年齢:34歳(独身、都内一人暮らし)
- 職種:BtoB法人営業(IT商材)10年
- 年収:620万円
- プログラミング経験:Excel VBAを少し触ったことがある程度
- 英語:TOEIC 680点
- 理系出身:NO(文系・経済学部)
つまり「プログラミングほぼ未経験の文系営業マン」。特別なバックグラウンドはありませんでした。
なぜリスキリングを決意したか
コロナ禍で、営業職の将来性に疑問を感じました。特に「AIで代替されやすい業務」を毎日やっている自覚が強まったのが決定打です。
一方で、社内でSaaSプロダクトのカスタマイズ案件を担当した時、エンジニアと話す機会が増え、「作れる人の市場価値」を目の当たりにしました。年収レンジも広く、働き方の自由度も高い。ここを目指そうと決めました。
8ヶ月の学習スケジュール
| 期間 | やったこと | 学習時間 |
|---|---|---|
| 0〜1ヶ月目 | 独学でProgate・ドットインストール | 約80時間 |
| 2〜5ヶ月目 | ディープロ(夜間/休日コース)入学 | 約600時間 |
| 6〜7ヶ月目 | ポートフォリオ制作(Webサービス2本) | 約250時間 |
| 8ヶ月目 | 転職活動(書類20社/面接8社/内定2社) | 約100時間 |
合計で約1,030時間。平日2時間+土日8時間というペースでした。
なぜディープロを選んだか
- 本気のスクールだから:カリキュラムがハード(他より2倍濃い)
- チーム開発が入っている:実務に近い経験を積める
- 専門実践教育訓練給付金対応:最大56万円が支給される
- 転職実績:卒業生の多くが自社開発企業に行っている
私は働きながら通える夜間・休日コースを選択。給付金制度を使い、実質負担額を大幅に軽減できました。
正直、辛かった瞬間ベスト3
第3位:最初の1ヶ月、コードが理解できなかった
「HTMLは分かる。でもRubyのコードを見ると頭が真っ白になる」。1ヶ月目は毎日自信喪失でした。Progateを3周してようやく感覚が掴めました。
第2位:4ヶ月目の中間課題で泣きそうになった
実践課題(簡易ECサイトをRailsで作る)で、3日間エラーが取れずに泣きそうになりました。メンターに相談したら「エラー文を読む習慣がついてない」と一喝。そこから学習方針を大幅修正しました。
第1位:転職活動で15連続書類落ち
書類20社のうち、最初の15社は書類で全落ち。「やっぱり30代未経験は無理なのか…」と本気で凹みました。16社目から方針を変え、ポートフォリオのリンクを1枚目に配置しただけで、面接に進む率が激変しました。
正直に書くデメリット
ディープロは90万円前後。給付金で補填できても、自腹分は30万円以上。8ヶ月の時間投資も大きい。
私は620万→540万円にダウン。ただし1年半で690万円まで回復しました。
現実として、20代未経験ほどの求人数はありません。ポートフォリオの作り込みで差別化が必須。
週末の予定を8ヶ月間ほぼ封印しました。独身だったから乗り切れた面もあります。
それでも30代リスキリングを推す理由|数字で逆転
- エンジニア平均年収:600〜800万円(経産省IT人材白書)
- 10年後の伸び幅:営業職+50万円 vs エンジニア+200万円
- リモートワーク率:営業10%台、エンジニア70%超
- 副業単価:営業はほぼ不可、エンジニアは時給5,000〜10,000円
→ 一時的に年収が落ちても、5年スパンで見れば生涯年収が数千万円単位で変わります。
転職活動で効いた3つのこと
- ポートフォリオを2本作った:1本はCRUDアプリ、もう1本はAPI連携あり
- GitHubを毎日草で埋めた:学習中の6ヶ月間、毎日コミット
- 営業経験を強みに言語化:「顧客の課題を技術で解決してきた」と自己PR
Q&A|よくある質問
Q1. 30代で本当に未経験転職できますか?
A. できます。ただし20代より難しいのは事実。ポートフォリオの質と、前職の経験の言語化が鍵です。
Q2. 働きながら学ぶのは現実的?
A. 可能ですが、平日2時間+土日8時間は必要。残業が月40時間超えの会社だとかなり厳しいです。
Q3. ディープロ以外の選択肢は?
A. テックキャンプ、侍エンジニアなどもあります。給付金対応・転職実績・カリキュラムの3点で比較すべき。
Q4. 一時的な年収ダウンにどう耐えた?
A. 6ヶ月分の生活費を貯金しておきました。また、副業(前職のスポット営業コンサル)で月10万円ほど補填しました。
まとめ|30代でも人生は変えられる

- 34歳・文系・未経験でも8ヶ月でエンジニア転職は可能
- 年収は一時的に下がるが、中長期で必ず回収できる
- スクール選びは「給付金・実績・カリキュラム」で判断

