「Claude Codeで書いた記事をWordPressに手動でコピペするのが面倒」と感じていませんか?
「コマンドラインで設定するなんて、間違えたらサイトが壊れるんじゃ……」――その不安、よくわかります。 WordPressは大切な資産だからこそ、慎重になりますよね。
でも安心してください。この設定はWordPressの本体には一切触れません。 「アプリケーションパスワード」という専用の鍵を発行して、Claude Codeに渡すだけです。
WordPress MCPサーバーを設定すれば、Claude Codeに話しかけるだけで記事の自動投稿が可能になります。 プログラミングの知識は一切不要です。
この記事では、アプリケーションパスワードの発行からMCPサーバーの登録、動作確認まで全4ステップで解説します。
WordPress MCP連携で得られる5つのメリット
Claude CodeにWordPress MCPサーバーを設定すると、記事の作成から投稿までの流れが大きく変わります。
プログラミング不要でWordPress投稿を自動化できる
APIやPHPの知識は一切不要です。 「この内容をWordPressに投稿して」と話しかけるだけで、Claude CodeがREST APIを通じて自動投稿します。
記事作成から投稿まで1つの画面で完結する
記事の構成を考える、本文を書く、WordPressに投稿するという一連の作業をClaude Codeの画面だけで完結できます。 ブラウザとWordPress管理画面を行き来する手間がなくなります。
複数記事の一括投稿・管理ができる
「フォルダ内の記事をすべて下書きで投稿して」「カテゴリーをまとめて変更して」といった一括操作も指示するだけです。 大量のコンテンツ管理が大幅に効率化されます。
投稿前の確認・修正もその場でできる
「タイトルを変更して」「誤字を修正してから公開して」といった細かい調整もClaude Codeとの会話で対応できます。 管理画面に戻って修正する往復が不要になります。
他のMCPサーバーと同じ方法で拡張できる
MCPサーバーの設定方法を一度覚えると、Google Drive、Notion、Discordなど他のサービスにも同じ手順で連携を追加できます。 Claude Codeを中心としたオールインワンの作業環境を構築できます。
セットアップ全体の流れ(全4ステップ)
| ステップ | 作業者 | 内容 |
| STEP 1 | 自分(手動) | WordPressでアプリケーションパスワードを発行 |
| STEP 2 | Claude Code | MCPサーバーの設定コマンドを実行 |
| STEP 3 | Claude Code | 接続確認 |
| STEP 4 | Claude Code | WordPressへの自動投稿テスト |
STEP 1:WordPressでアプリケーションパスワードを発行する【手動】
「アプリケーションパスワード」とは、外部ツールがWordPressにアクセスするための専用パスワードです。 ログインパスワードとは別に発行します。
- WordPressの管理画面(
あなたのサイトURL/wp-admin)にログインする - 左メニュー「ユーザー」→「プロフィール」をクリックする
- ページを一番下までスクロールする
- 「アプリケーションパスワード」セクションを見つける
- 「新しいアプリケーションパスワードの名前」に「Claude Code」と入力する
- 「新しいアプリケーションパスワードを追加」ボタンをクリックする
- 表示される英数字のパスワードをコピーしてメモする
パスワードはこの画面を閉じると二度と表示されません。必ずコピーしてください。
メモしておく3つの情報
| 項目 | 内容 |
| WordPress サイト URL | 例:https://www.example.com |
| ユーザー名 | WordPress ログイン時のユーザー名 |
| アプリケーションパスワード | 発行したパスワード(スペース込みでOK) |
STEP 2:Claude CodeにMCPサーバーを追加する【自動】
Claude Codeのチャット欄に以下を貼り付けて送信します。
下記の内容で WordPress の MCP サーバーを設定してください。
claude mcp add wordpress \
-e WP_URL=あなたのサイトURL \
-e WP_USER=あなたのユーザー名 \
-e WP_APP_PASS="発行したアプリケーションパスワード" \
-- npx wordpress-mcp
Claude Codeが以下のコマンドを実行し、設定ファイルにWordPressの接続情報を保存します。
claude mcp add wordpress \
-e WP_URL=https://www.example.com \
-e WP_USER=your-username \
-e WP_APP_PASS="xxxx xxxx xxxx xxxx xxxx xxxx" \
-- npx wordpress-mcp
成功すると以下のメッセージが表示されます。
Added stdio MCP server wordpress with command: npx wordpress-mcp to local config
File modified: /Users/あなたのユーザー名/.claude.json
STEP 3:MCPサーバーの接続を確認する【自動】
Claude Codeに以下のように話しかけます。
MCP サーバーの接続状況を確認してください
Claude Codeが claude mcp list を実行し、接続状況を表示します。
wordpress: npx wordpress-mcp - ✓ Connected
「Connected」と表示されれば接続完了です。
設定は次回の新しいセッション(チャット)から有効になります。設定後は一度チャットを閉じて、新しいチャットを開いてください。
STEP 4:WordPressへテスト投稿する【自動】
新しいチャットを開いたら、Claude Codeに話しかけるだけで投稿できます。
下書きとして投稿する場合
〇〇.html を WordPress に下書きで投稿してください
そのまま公開する場合
〇〇.html を WordPress に公開投稿してください
成功時の表示例
✓ 投稿成功!
記事ID : 452
公開URL : https://www.example.com/?p=452
WordPress管理画面の「投稿一覧」に記事が追加されていれば設定完了です。
トラブルシューティング
エラー「WordPress host URL is not set」が表示される
原因:設定後に新しいセッションを開いていない
対処:チャットを一度閉じて、新しいチャットを開き直してください。
エラー「No module named ‘requests’」が表示される
原因:必要なライブラリがインストールされていない
対処:Claude Codeに「requestsをインストールしてください」と伝えるだけで自動インストールされます。
エラー「401 Unauthorized」が表示される
原因:ユーザー名またはアプリケーションパスワードが間違っている
対処:WordPress管理画面で新しいアプリケーションパスワードを再発行し、設定をやり直してください。
よくある質問(Q&A)
Q. アプリケーションパスワードが表示されません
WordPress 5.6以降でないとアプリケーションパスワード機能は利用できません。 またSSL(https)が有効でないサイトでは表示されない場合があります。 WordPressのバージョンとSSL設定を確認してください。
Q. 下書きと公開の切り替えはどうすればいいですか?
Claude Codeへの指示で切り替えられます。 「下書きで投稿して」と言えば下書き、「公開投稿して」と言えば公開になります。 投稿後に「この記事を公開に変更して」と指示することもできます。
Q. 画像付きの記事も投稿できますか?
テキストとHTMLの投稿は可能です。 画像はWordPressのメディアライブラリにアップロード済みの画像URLを指定すれば、記事内に挿入できます。
Q. 複数のWordPressサイトに接続できますか?
はい、MCPサーバーを別名で追加すれば複数サイトに接続できます。
例えば claude mcp add wordpress-site2 のように名前を変えて追加してください。
まとめ
この記事のポイントを整理します。
- WordPress MCPを設定すれば、Claude Codeから記事の自動投稿が可能になる
- 手動操作はアプリケーションパスワードの発行だけ、残りはClaude Codeが自動処理する
- 設定後は新しいセッションを開かないと反映されないので注意
- エラーが出たらパスワードの再発行とセッション再起動を試す
- 他のMCPサーバー(Google Drive、Notionなど)も同じ方法で追加できる
「コマンドラインが怖い」と感じていたあなたも、たった4ステップで設定を終えられたはずです。 これからは記事を書いたら「WordPressに投稿して」と一言伝えるだけ。 コピペ作業に費やしていた時間を、もっと創造的な仕事に使えるようになります。

